タグ

2015年11月3日のブックマーク (2件)

  • 講義「なぜ帰宅後にすぐ手を洗うのか――文化人類学の効用」 小田亮 - garage-sale

    文化人類学を学ぶことは何の役に立つのか、という質問を受けることがあります。最近では、学生からだけではなく、社会からそのように聞かれたらすぐに答えられるような講義が望ましいといった、くだらないことを大学内で言う人もいます(実際に「社会」がそんなことを大学教員に聞くなんてことはないのですが)。そのような質問への答えは、役に立つというのがどういう意味で聞いているのかにもよりますが、まあ、ふつうこういった質問は、直接に何かすぐに役にたつ(「お金になる」とか「就職が有利になる」とか「もてる」とか)ということを想定しているのでしょうから、その答えは何の役にもたたないということになるでしょう。けれども、あえていえば、文化人類学は、すぐに役にたつか立たないかという基準で生きていくような生き方とは違った生き方を想像するうえで、とても役に立つ学問だともいえるでしょう。というのも、文化人類学は、ひとつの社会での

    講義「なぜ帰宅後にすぐ手を洗うのか――文化人類学の効用」 小田亮 - garage-sale
  • インダストリアル・スタイル武骨な機能美をライフスタイルに取り入れる

    国分寺の駅からもほど近い、閑静な住宅街。黒のガリバリウムの外観が目を引く一軒家が、一法師兼茂さんが一家4人で暮らすお宅だ。 アルミや鉄、亜鉛やステンレスといった様々な金属の素材感、天井などに使われている合板の木目や床の色、白だけではなく黒やグレーなどで塗られた壁が、それぞれの場所で様々な表情を見せている。そして、それらの分量のバランスや、リズム感が抜群にカッコいい。 玄関ドアを開けて通路を進むと、広い中庭に出る。前面の道路からも他の家からも見えない、プライベートな空間だ。 「最初に建築家にお願いしたのは、プライバシーを保てる中庭を作ってほしいという点でした」 中庭を確保することで駐車場のスペースを諦めたものの、中庭に向いたそれぞれの部屋からの眺めや、家の隅々まで光を取りこめる暮らしを楽しむことを選んだそうだ。

    インダストリアル・スタイル武骨な機能美をライフスタイルに取り入れる