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Literatureに関するbluefieldのブックマーク (12)

  • ミルハウザーのエッセイ『短編小説の野望』 | Octpus's Garden

    短編小説の野望 著:スティーブン・ミルハウザー 短編小説――そのつつしみ深さ、マナーの良さといったら!気がつくといつも、おとなしく椅子に腰掛けて目を伏せ、つとめて自分の存在を消そうとしている。万が一、誰かが注意を向けようものなら、たちまち早口になってつっかえながら申し訳なさそうに、相手をがっかりさせてしまうのではないかと気を遣ってこう言うのだ。「わたしは長編じゃないです、あの、短いやつとも違いますよ。あなたがお探しのものがもし短めの長編だとすれば、わたしは違いますからね」威圧的なやつなんてほとんどいない。理由がお分かりだろうか。いま、ニヤリと頷いた人もいるかな。そう、ここアメリカ合衆国においては<サイズこそが力>なのである。長編、それはウォルマート、超人ハルク、ジャンボジェット機だ。その欲望は果てることがない―――長編は世界を丸呑みしてやろうと目論んでいる。では、みみっちい短編小説に残

  • 村上春樹氏 エルサレム賞受賞−村上春樹という問題 - 無造作な雲

    id:mojimoji氏のエントリに端を発したこの一連の議論を見ていて、最後に、ボクが感じたことを書き留めておこう。 議論の流れに関してはid:y_arim氏の秀逸なまとめはてなダイアリーで確認できる。 id:y_arim氏が的確に要約されたように、id:mojimoji氏とid:fujipon氏の間で繰り広げられているやりとりのすれ違いは、なるほどそれぞれが主題化している問題のレイヤーが違う、ということに起因するのだろう。 そして今回の議論のメインストリームは、きっとそのあたりにあるんだろう。 しかしながら、ボクがhttp://d.hatena.ne.jp/icchan0000/20090126/p1でid:fujipon氏に絡んでいった理由というのは、そこにはない。 id:bassai718 村上春樹, 文学, 政治 興味深いエピソード。文学者が政治的なイシューに巻き込まれるのは悲しい

    bluefield
    bluefield 2009/02/01
    村上春樹の小説にだって政治性や社会性はあるわけでして。ただファンはそれを誤読(無視)することで関係が成立してきたのもこの騒動に一役買ってるかも。http://www.mypress.jp/v2_writers/devenir/story/?story_id=942471
  • http://www.kokusho.co.jp/series/bowencol.htm

  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    bluefield
    bluefield 2007/11/29
    俺は先入観の塊なので読まないで、見ないでいろんなものを規定してるぜ。ナボコフが好きなので、ドストエフスキーは読まないで馬鹿にしてるぜ。
  • 小説は小説家にしかわからない - 萩の塵拾い

    日の東京新聞の大波小波にめちゃおもしろいことが書かれていた。 まとめ引用すると、保坂和志と高橋源一郎が去年の「文藝」冬号(古っ!)で、「小説小説家にしかわからない、評論家はもういらない」と発言したのに対し、笙野頼子が「評論家でもちゃんと西洋哲学を理解している評論家ならいい読みはいくらもできる」(爆笑!)と反論し、さらに文藝評論家の田中和生が「そもそもポストモダンの教訓とは、読むことが書くことと同義であることにあったのではないか」と疑義を呈しているという。で、大波小波の書き手は、保坂や高橋は、評論家から長篇が評論の対象にされない憤だろう、と言い、評論家が書き下ろし評論の一冊も上梓すれば、前言撤回間違いなし、と皮肉を言う。さらに、書き手は、「三島由紀夫や中上健次がかかる傲慢な言辞を吐かなかったのは、評論家に相手にされているという確信を抱いていたから」と言い、続けて、高橋や保坂の作品が評論

    小説は小説家にしかわからない - 萩の塵拾い
    bluefield
    bluefield 2007/10/18
    圧倒的に全面同意。討論の発言者達の発言はどれもつまらないが、ある種ゴシップとして「めちゃおもしろい」んだよね。笙野頼子が暗に褒めてる評論家は小谷真理か。
  • Vladimir Nabokov - The Metamorphosis

    Christopher Plummer's Portrayal of Vladimir Nabokov.

    Vladimir Nabokov - The Metamorphosis
    bluefield
    bluefield 2007/07/18
    「ごきぶり」じゃないんだよ。『ヨーロッパ文学講義』からカフカの『変身』を、プラマー主演で再現。服装から小物まで緻密に再現してあって凄い。しかしどんな需要があってこれが作られたんだよ。
  • 池澤版世界文学全集

    bluefield
    bluefield 2007/05/12
    りさタンで儲かった金がつぎ込まれるとのもっぱらの噂。福武版の『賜物』は今のうちに高値で売っぱらうとしよう。
  • 双生児:ハヤカワ・オンライン

  • 翻訳書肆・七里のブーツ(旧 ロングマール翻訳書房)

    Come away, O human child! For the world's more full of weeping than you can understand.

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  • パワーズ『囚人のジレンマ』好評発売中! | トピックス : みすず書房

    5月に刊行されたリチャード・パワーズの長篇小説『囚人のジレンマ』が、二カ月経った現在も、好評のうちに迎えられています。 「9.11以降も相変わらず〈囚人のジレンマ〉を突きつけられている世界状況を直視するとき、この小説が提示する想像力は大いに役に立つ」(越川芳明氏評、「日経済新聞」7月1日) 「人間のエゴをめぐる問題を通奏低音のように響かせながら、時空を越えて絡まりあう複数の物語が絶妙のハーモニーを奏でている」(西田英恵氏評、「coyote」7月号) 「個々人がどのように世界にコミットしていけばいいのかという大テーマを、家族小説という小さなフレームの中に描いて感動的」(豊崎由美氏評、「の雑誌」8月号) ――など、書のテーマを深く受け止めた書評にも恵まれ、順調に版を重ねております。 刊行直後の6月には、立川のオリオン書房ノルテ店にて書訳者の一人、柴田元幸氏によるトークイベントが、また池

  • YouTube - Stanisław Lem

    Wywiad Grzegorza Miecugowa ze Stanisławem Lemem przeprowadzony w jego autorskim programie publicystycznym "Inny punkt widzenia".

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