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歴史に関するbluefieldのブックマーク (3)

  • コペル君と豊田正子 - 1930年代の教養主義と格差 - ohnosakiko’s blog

    『君たちはどう生きるか』のエリーティズム 最近、4年前に書かれた『グロテスクな教養』(高田理惠子、ちくま新書)の書評のブログ記事をたまたま見かけた。私がこのを読んだのもやはり4年ほど前だったが、第一章の「教養、あるいは「男の子、いかに生くべきか」」の中で、戦前の教養主義の一典型として、吉野源三郎著の『君たちはどう生きるか』が何度か言及されていたことを、この書評を読むまですっかり忘れていた。 君たちはどう生きるか (岩波文庫) 作者:吉野 源三郎岩波書店Amazon1937年(昭和12年)に刊行された、小説仕立ての少年向け教養書、啓発書である。主人公のコペル君(ニックネーム)が、日常の出来事や中学校生活のさまざまな体験を通して、世界と自己との関わりについて目を開き、成長していく様が描かれている。 著者の吉野源三郎は戦後、総合雑誌『世界』の初代編集長になり、反戦平和主義者としての活動もした所

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  • 愛国と米国 : 少年犯罪データベースドア

    2009年07月31日22:47 愛国と米国 鈴木邦男氏が去年出された『愛国の昭和 戦争と死の七十年』ではちょっとだけ調べごとのお手伝いをしただけだったのに、そのの中で拙著『戦前の少年犯罪』を過分な言葉で取り上げていただいたりして恐縮した。 それから一年、文楽を観に行った国立劇場でばったり逢ったりしたくらいでとくに連絡もなかったのだが、最新刊の『愛国と米国 日人はアメリカを愛せるのか』が送られてきた。律儀な人だ。 そんなことで紹介をしておきます。いただいたのは1ヶ月以上前なんですが。私は律儀じゃない人だ。 戦時中に生まれて反米幼児として育って右翼青年となった鈴木氏の反米と愛米の絡み合いが、日人すべての米国への愛憎入り交じった複雑な感情と重ね合わせながら、かなり気合いを入れてもろもろ掘り返して突つき廻されている。愛国とはなんぞやというのが最大の命題である鈴木氏にとって、これは核となる問

    愛国と米国 : 少年犯罪データベースドア
    bluefield
    bluefield 2009/08/06
    当時は各国間の資本の結びつきが強固で世界中の新聞に他国の記事が溢れていたから日本固有のコンプレックスだけが原因と見るには無理がある。 あと反英・親独は今の反グローバリズム・親イスラームみたいなもん
  • 小熊英二氏を囲むささやかな集い - (ナツ)のハッピー日記

    その時の小熊氏の話は以下の通り。なお、これは私の記憶に基づいて私の責任で記述したものである。一字一句そのままを書いているわけではない。 - ●『〈民主〉と〈愛国〉』について ・ 表紙は自分で2〜3案用意し、デザイナーと話し合って決めた。初版の帯も自分で書いた(最後の一行だけは新曜社の前社長の文)。 ・ 大学生には国民的歴史学運動の章が予想以上に受けた。石母田正さんかわいそう、といった声を聴いた。 ・ 思い返すに、書を書いた動機といえそうなものは三つ。 (1)「公」についてのまともな議論を提示したかった。 (2)インドに行き、貧富の差、そんな中での知識人のあり方、ナショナリズムについて考えた経験。 (3)編集者としての経験。戦後知識人の集まりでお茶を入れていたとき、都留重人がいつも蝶ネクタイなのはなぜだろうと思ったりしたことなど。 ・ あとがきで父の話を書いたのは親孝行もあるが、父の裁判に

    小熊英二氏を囲むささやかな集い - (ナツ)のハッピー日記
    bluefield
    bluefield 2009/06/17
    みすずの合併号を読む限りだと、結局80年代も扱うみたいですな。
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