前回の「データベースことはじめ(前編)」では、システムの論理的な階層の中でドメイン層をどの様に実装するかということで、PoEAAのアーキテクチャパターンを元に見てみました。今回は、パーシステンス層のアーキテクチャパターン+αを見ていきます。 まずパーシステンス層を見る前に、今回の話題とは直接ではないですが、間接的に関わってくる層のサービス層に関して少し触れておきたいと思います。サービス層は、ドメイン層配下のビジネスロジックをユーザインタフェース層やアプリケーション層から利用するためのインタフェースとして機能します。一般的にトランザクションロジックやセキュリティロジック、ドメインロジックのワークフロー等のドメインロジックとは直接関係ないロジックを含むのみで、大きなドメインロジックを含むことは好ましくないとされる層です。 では、パーシステンス層です。ここまで、役割的には、データアクセスの実装を
システムを構築する上で必須となるデータベースアクセスの機能、皆さんはどのように実装しているでしょうか?JDBCで記述/EJB Entity Bean(BMP/CMP)を利用/データアクセスフレームワークを利用、等様々な実装方法を選択されているかと思います。 この連載では、様々な観点からデータアクセスに関わる事項を取り上げ、皆ささんがデータベースアクセスについて、少し考えてみる場になればと思っています。まず今回のデータアクセスことはじめ(前編/後編)では、これから様々なデータベースアクセスに関する事項を扱っていく上でのベースとなる知識を取り上げます。 現在、Javaプログラミング言語を用いてエンタープライズシステムを開発する場合、要件変更への設計・実装の変更の容易性、JDBC、EJB Entity Beanなどのデータアクセス要素技術とのマッピングの容易性、等々の理由により、システム全体を論
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く