前かがみになって本を読んだりご飯を食べていると、よく親に「姿勢をちゃんとしなさい」と叱られたものだ。姿勢が悪いと身体そのものがゆがみ、あちこちに余計な負荷がかかるようになり、腰痛をはじめさまざまな身体のトラブルを巻き起こす。また、トラブルまでに至らなくとも疲れが出やすくなる。【HealthDay】では全米理学療法協会(The American Physical Therapy Association)の教えとして、「正しい姿勢を維持するためのガイドライン」を提示している。 ・立つときには身体をまっすぐ垂直にし、背骨と頭の部分を伸ばして、足首からひざ、お尻、肩、耳までが一本の線でつながるような姿勢をとる。 ・歩いている時や立っているときは、肩やお尻の高さを一定のものに維持する。そして両ひざがまっすぐ前に向くようにする。 ・立つ時には、背中の部分をわずかに内側にそらせる。 ・お腹の部分が平らに