26日から一般電力での営業運転を始める。 10月からは太陽光発電による電力での運行を開始し、来春には、大型蓄電装置を同市若松区に設置。悪天候時でも同装置に蓄えた太陽光発電による電力をバスへ供給して運行に必要な電力は全て太陽光発電で賄う予定で、排ガスや二酸化炭素を全く出さない交通システムを確立する計画。 市によると、路線バスとして電気バスを運行するのは全国で初めて。26日からはエコタウンセンター(若松区)とJR戸畑駅(戸畑区)を結ぶ路線を1日2往復する。バスは72人乗りで、軽くて丈夫な炭素繊維を使い、従来より1割程度軽くした。高性能リチウムイオン電池を搭載し、1回の充電で最大80キロ走れるという。 三菱重工業(東京)がバスを供給し、技術面でサポート。東レエンジニアリング(同)が太陽光発電や充電、蓄電設備の整備や運営を行う。同社と市の第3セクター・ひびき灘開発が、新会社を設立して電気バス事業を