消費増税を前に、ビール業界トップ2社のアサヒビールとキリンビールは12日、主力商品を刷新すると、発表した。 アサヒは「スーパードライ」のキレと泡立ちを改良し、キリンは「一番搾り」をより飲みやすくし香りを高める。年末ごろから新商品に順次替わる見通し。 アサヒは、スーパードライで、発酵力の強い酵母を選別して使うことで「辛口のうまさ」をさらに打ち出す。さらに、サントリー酒類の「ザ・プレミアム・モルツ」やサッポロビールの「エビス」など高価格帯ビールのシェア(市場占有率)が拡大していることを受け、ギフト専用だった「ドライプレミアム」を来年2月から通年販売する。 キリンは、一番搾りで、香りの強いホップを増やし、「ぜいたく感を再認識してもらい、増税後にも選ばれる商品」を狙う。
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