山口県下関市豊北町の矢玉漁港の沖合約100メートルにある防波堤のコンクリート製ブロック(長さ12・5メートル、幅10メートル、高さ約20メートル)2個が、陸側に約10メートルずれていることが7日分かった。 3日、急速に発達し全国に被害をもたらした“爆弾低気圧”により、強い波が打ちつけたことが原因とみられる。 同市豊北総合支所によると、防波堤の総延長は約112メートル。3日午後3時過ぎ、同支所職員が、ブロック2個がずれているのに気づいた。同市では3日午後2時頃、最大瞬間風速29・3メートルを観測し、波も高かった。