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音楽に関するbookseller56のブックマーク (26)

  • 『誰が音楽をタダにした?』ストリーミング・サービスがもたらした「音楽シーン」の変化と現状 文庫解説 by 宇野 維正 - HONZ

    『誰が音楽をタダにした?』ストリーミング・サービスがもたらした「音楽シーン」の変化と現状文庫解説 by 宇野 維正 自分も含め、音楽ジャーナリストやライターがよく用いる便利で安易な言葉の一つに「音楽シーン」という言葉がある。同時代のミュージシャンや作品の傾向だったり、音楽業界やマーケットの動向だったりを表す言葉。実際のところ、そのうちのどれを指しているのかが 曖昧な言葉で、そこを曖昧にしたまま論を先に進める際に用いられがちな言葉だ。 スティーヴン・ウィットが書で明らかにしていく「シーン」は、いわゆる「音楽シーン」のことではない。それは明確に「発売前のコンテンツをインターネットで流しているグループ」のことを意味している。その音楽作品や映画作品がそれぞれの歴史や同時代においてどのような価値があるのか、そしてその作品のどこを個人的に評価するか。そのようなアートやカルチャーの質には目を向けず、

    『誰が音楽をタダにした?』ストリーミング・サービスがもたらした「音楽シーン」の変化と現状 文庫解説 by 宇野 維正 - HONZ
  • KADOKAWA文芸編集部さんによる三鷹のscoolにて、佐藤亜紀さん、大谷能生さんによる「『スウィングしなけりゃ意味がない』を聴く試み」の実況

    KADOKAWA文芸編集部 @kadokawashoseki 三鷹のscoolにて、佐藤亜紀さん、大谷能生さんによる、佐藤亜紀著「『スウィングしなけりゃ意味がない』を聴く試み」始まりました!いきなりユーゲントの唱歌が。 会場沸いてます。 #佐藤亜紀 #スウィングしなけりゃ意味がない #大谷能生 pic.twitter.com/Y92YMwDjll 2017-08-19 19:09:39

    KADOKAWA文芸編集部さんによる三鷹のscoolにて、佐藤亜紀さん、大谷能生さんによる「『スウィングしなけりゃ意味がない』を聴く試み」の実況
  • 『人間はなぜ歌うのか?』 ジョーゼフ・ジョルダーニア著 評・伊藤亜紗(美学者・東京工業大准教授) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    敵への威嚇行動、起源? 人間は騒がしい生き物だ。チンパンジーであれば、じゃれあって遊ぶときでさえ、大声で笑ったり互いに呼び合ったりはしない。鳥などのように樹上を自在に逃げ回ることができない限り、音を立てることは、肉獣にわざわざ自分の居場所を知らせる自殺行為に等しい。「沈黙は金」の地上で、人間だけが例外的に、進化の昔から音を出し続けてきたのである。 いったいなぜ人間はそんな危険を冒すようになったのか? 著者は、人間が文節言語を獲得する以前、つまり声で歌っていた頃にまで遡ってその答えを探す。音楽の起源と進化をめぐる、超人類史的かつ全地球規模の探求の始まりだ。 著者は、歌はポリフォニー(多声音楽)から始まった、と主張する。モノフォニー(単旋律音楽)が組み合わさってポリフォニーになったと考えがちだが、歴史的な事例を辿(たど)ると各地でポリフォニー文化の消滅が起こっているからだ。 ではそのポリフォ

    『人間はなぜ歌うのか?』 ジョーゼフ・ジョルダーニア著 評・伊藤亜紗(美学者・東京工業大准教授) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 【書評】『「Guitar magazine」2017年4月号』ギター・マガジン編集部 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌

    Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 4月号 (CD付) [雑誌]』 リットーミュージック 商品を購入する Amazon HMV&BOOKS 今回はイレギュラーではあるが雑誌の紹介になる。の紹介ではないがお許しください。 特集があまりにも素晴らしく、またこの特集だけでも1冊のが出来てしまう位に内容が充実しているためである。「恋する歌謡曲」と題した何と104ページの総力特集である。 歌謡曲の全盛期は70年代~80年代半ばまでで、当時は「夜のヒットスタジオ」、「ザ・ベストテン」といった音楽番組が存在し社会的にも大きな影響を与えていた。そのため音楽に興味のない一般の人でも、当時のヒット曲を知らない人はいなかったくらいである。 これこそが歌謡曲の凄いところである。 そのヒット曲の大きな魅力のひとつがイントロである。当時の基は長くて8小節。その短い区画で編曲者達が

    【書評】『「Guitar magazine」2017年4月号』ギター・マガジン編集部 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌
    bookseller56
    bookseller56 2017/04/07
    「今回はイレギュラーではあるが雑誌の紹介」「この特集だけでも1冊の本が出来てしまう位に内容が充実しているため」 特集は「恋する歌謡曲。」
  • アファナシエフ「ピアニストは語る」書評 森の中で過ごすような音楽とは|好書好日

    ピアニストは語る (講談社現代新書) 著者:ヴァレリー・アファナシエフ 出版社:講談社 ジャンル:新書・選書・ブックレット ピアニストは語る [著]ヴァレリー・アファナシエフ 好き嫌いにかかわらず、アファナシエフは誰にとっても唯一無二のピアニストだ。この原稿を書いている前日に私はコンサートに行ってきたばかりで、体の緊張が和らいでいる。私にとってアファナシエフは最も美しい音を出す演奏家だが、これをホールで生で聴くのは、森の中で一日をゆっくり過ごすようなものだ。耳に聞こえない音や静寂まで含めて、自然の音を肌に浴び続けるかのよう。 なぜ、こんな音を出せるのか。その理由を私は、ロングインタビューである書から二つ見つけた。 まずは、筋肉が緊張して不必要な力が入らないよう、自分にとって自然な姿勢と演奏法を身につけたこと。幼いころにその指導を受けたことが決定的だったという。アファナシエフは登場すると歩

    アファナシエフ「ピアニストは語る」書評 森の中で過ごすような音楽とは|好書好日
  • 第1回 後藤正文インタビュー創作の源にあるもの |ゴッチ語録|後藤 正文|webちくま

    『ゴッチ語録 決定版――GOTCH GO ROCK!』(ちくま文庫)発売を記念して、著者の後藤正文さんのインタビューを公開します。よく聴く音楽のことから、社会問題のこと、歌詞の秘密、好きななど、話題の尽きないインタビューの第一弾です。 (聞き手=編集部 井口、山拓) 第1回 音楽と社会 最近よく聴いている音楽 ―― 『ゴッチ語録 決定版』にはたくさんのミュージシャンが出てきますが、最近よく聴いている音楽についてお教えください。 後藤 去年だったら、コートニー・バーネットっていうオーストラリアのシンガーソングライターのアルバムをよく聴いてましたね。今年はブライアン・イーノをよく聴いてます。フリップ&イーノのアルバムを聴いたりとか。あと、僕はほとんどレコードで音楽を聴くので、ヘビーローテーションはないんですよ。レコードの場合、しっかり時間を取って聴かないといけないので。今年だったらイギー・

    第1回 後藤正文インタビュー創作の源にあるもの |ゴッチ語録|後藤 正文|webちくま
  • 第175回 『バイエルの謎』 の謎に迫る!(安田寛さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン

    のピアノ学習者で知らないものはいない、というほどの知名度を誇るピアノ教則「バイエル」。幼稚園や小学校の先生の募集要項などでは、ピアノをどのくらい弾けるかのひとつの基準にすらなっています。しかし、この教則を作ったフェルディナント・バイエルという人物は、長年謎に包まれていました。その人を追い、この教則「バイエル」がなぜここまで日に普及したのかを追った書は、その名も『バイエルの謎』。ミシマ社でもお世話になっている最相葉月さんの解説も絶品です! 著者の安田寛先生に、のことに音楽のこと、そして屋さんについてを伺いました! 2016.05.02更新 ―― 『バイエルの謎』を読んで、ピアノ教則「バイエル」の聴こえ方が変わりました。 安田そう言っていただけると嬉しいです。バイエルは単純な繰り返しが多く、それに小さい頃に無理やり「やらされた」思い出として残っている方も多いと思います。しか

    第175回 『バイエルの謎』 の謎に迫る!(安田寛さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン
  • 『バイエルの謎 日本文化になった教則本』文庫解説 by 最相 葉月 - HONZ

    小学生の頃、同じマンションに住むピアノの先生の家に週に一回、通っていた。自分の家にピアノがないのに習うというのは、今考えるとかなり無謀な挑戦だった。練習に使用したのは、赤い表紙のバイエル教則。正直、つまらなかった。赤を終えると黄色になったが、依然としてつまらなかった。同じことの繰り返しで飽き飽きした。 少し楽しくなってきたのは、父親が電気オルガンを買ってくれてから。発表会に向けて課題曲も決まった。テオドール・エステン作の「人形の夢と目覚め」。静かでゆったりとしたメロディーで始まり、途中から軽やかなテンポに変わる。まさに眠りから覚めた人形が突然踊り出すような可愛らしい曲だった。 転居先の町でも引き続きピアノ教室に通った。だが、私のピアノはここで練習したチェルニー教則で終わる。シャープやフラットの数が増えてわけがわからなくなったためだ。いや、もっと決定的な理由がある。ラジオから流れてきたビ

    『バイエルの謎 日本文化になった教則本』文庫解説 by 最相 葉月 - HONZ
  • 音楽教育理数系編入論【後篇】

    現在もそう教えているなら、とんでもない話だが、僕が小中学校に通っていた頃には、J.S.バッハのことを「音楽の父」なんて教わっていた。 これは端的にいって嘘である。「音楽の父」とはつまり「西洋音楽の創始者」の謂いだろうが、バッハがそんな存在のわけがないことは、僕のようなアマチュア音楽愛好家でも知っているし、バッハ自身も知っている。 「西洋音楽の父」はピタゴラスである では当の「西洋音楽の父」は誰か。パレストリーナでもなければブクステフーデでもない。それはピタゴラスである。 ピタゴラスは一の紐を張って、びよーんと鳴らした(この伝説には、水を張った甕を叩いた、というヴァリアントもある)。ついでその紐を半分にして鳴らした。するとそれは最初の長さで鳴らしたときより、1オクターブ高かった。すなわち周波数比が2対1だったのである。いやむしろ「周波数比2対1の音程差を1オクターブとした」というべきだろ

  • 音楽教育理数系編入論【前篇】

    『学校で教えてくれない音楽』(大友良英著・岩波新書)という書名はトリッキーである。著者が意図したわけではないだろうが、言葉の(日語とは限らない)曖昧さが潜んでいるのである。 おそらく著者は、これを「学校で教えてくれない(種類の)音楽」という意味でつけたのだろう。しかし僕はこのタイトルを、半ば意識的に誤解して読み始めたのだった。つまりこれは、「学校で教えてくれない音楽(というもの)」についてのなのではないかと。 音楽学校を除いて、日のいわゆる「普通の」学校、小中高等学校で、音楽を教えないことは、誰もがうすうす気がついていると思う。 確かに、僕が公立の小中学校に通っていた時にも、「音楽」と称する授業はあった。「音楽室」と称する部屋さえあった。そのへやには音楽に使うもの――ピアノとか、ほかの楽器とか、楽譜立てとか――があって、黒板には五線が引いてあり、壁には作曲家の肖像画が飾られていた。さ

  • INTERVIEW: 菅野よう子

    のアニメに革新をもたらした作曲家の、広がり続ける音楽世界

    INTERVIEW: 菅野よう子
  • NIKKEI STYLEは次のステージに

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    NIKKEI STYLEは次のステージに
  • 『国家と音楽家』中川右介(七つ森書館) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋ウェブストアで購入 「”音楽家には国境がある”」 「音楽に国境はない」というのは真実だろうが、過去の歴史をひもとけば、「少なくとも、音楽家には国境がある」。これが、書(中川右介著『国家と音楽家』七つ森書館、2013年)の重要なメッセージのひとつである。書には、政治に翻弄された音楽家たち(フルトヴェングラー、カラヤン、トスカニーニ、カザルス、ショスタコーヴィチ、バーンスタイン、等々)がたくさん登場するが、「天下泰平」の世ならともかく、20世紀の激動の時代を生き抜いた音楽家たちの生涯を追うと、やはり「音楽家には国境がある」と言わざるを得ない。 著者はすでにこのテーマで何冊かを書いているので、ヒトラー政権とフルトヴェングラーの微妙な関係、当時ナチ党員でありながらワーグナーのあるオペラの演奏上のミスでヒトラーに嫌われたカラヤンの話などをよく知っている読者も少なくないかもしれない。

    『国家と音楽家』中川右介(七つ森書館) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『野生のオーケストラが聴こえる』 音の来た道 - HONZ

    思い返せば、自然の音を一番聴いていたのは、たぶん小学生の時だった。だからだろうか、書を読むと懐かしい気持ちになる。そして旅に出たい気持ちになる。 目で観るのが風景ならば、耳で聴くのは「サウンドスケープ(音風景)」だ。サウンドスケープは「ある瞬間にわたしたちの耳に届くすべての音」という意味で、1960年代後半にカナダの作曲家マリー・シェーファーが作った言葉だ。 書の著者は、自然のサウンドスケープを初めて採用したアルバム『In A Wild Sanctuary』を1968年に発表した専門家で、40年以上も自然を録音し続けてきた。そのコレクションは、生物の数にして15000種類以上、時間にして4500時間以上に及ぶ。 もともとはスタジオギタリストとして音楽業界でキャリアをスタートし、フォークバンド『ウィーヴァーズ』のメンバーとなった。バンドの解散後、『ビーヴァー&クラウス』を結成、アナログシ

    『野生のオーケストラが聴こえる』 音の来た道 - HONZ
  • 本の記事 : 幻のジャズ連載、本に ジャズと昭和の歩み - 西正之 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    のジャズ評論の草分けだった故・油井正一さん(1918~98)が月刊誌に語り下ろした連載が、『ジャズ昭和史』として四半世紀近くを経て刊行された。未発表の「自叙伝」も収録。ジャズと昭和の歩みが浮かび上がる。 油井さんは、慶応大学在学中から評論活動を開始。徴兵での中断もあったが、戦前から半世紀にわたって活躍した。 語り下ろしの「ジャズ昭和史」は、現在ユニバーサルミュージック副社長の行方(なめ・かた)均さん(62)が聞き手となり、87~88年に「スイングジャーナル」に連載された。 大好きなジャズマンたちが戦中は一転、敵に。東京・晴海の高射砲隊で、B29を撃ち落とす係だったという油井さん。「ベニー・グッドマンが乗っていたんではないか、ハリー・ジェイムズ落っことしてしまったんじゃなかろうか、そんなことを思いながら高射砲を撃っていました」などと語る。 死後、遺品約1万点が慶応大に寄贈され、2011年

    本の記事 : 幻のジャズ連載、本に ジャズと昭和の歩み - 西正之 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • コラム別に読む : 幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語 平野真敏さん - 星野学 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■端正な音、未来へつなぎたい 世界にも数少ないビオラ・アルタ奏者である。その楽器をひとことで言うなら、廃れてしまった大型のビオラ。音色にはチェロのようなつやがあり、くぐもった響きのビオラとは持ち味が違う。「端正な音です。ビオラのようで、ビオラとは違う世界がある」。楽器との出会いから、数々のエピソードを掘り起こすまでのドラマを、書につづった。 東京芸術大でビオラを学び、ドイツに留学。帰国後の2003年のある日、東京の楽器店で、ビオラにしては大きすぎ、チェロにしては小さすぎる、見慣れぬ楽器を見つけた。借り出して調べ上げ、ドイツのビオラ奏者ヘルマン・リッター教授(1849~1926)が19世紀末に考案した楽器の現物と突き止める。 関心は眠れる記憶も呼び覚ます。昔練習したリスト「忘れられたロマンス」の楽譜に、リッターにあてた献辞があったことを思い出した。普通のビオラより高音が出せる5番目の弦を張

    コラム別に読む : 幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語 平野真敏さん - 星野学 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 『ピアニストのノート』 ヴァレリー・アファナシエフ著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    読むまえに、著者のCDをかけてみた。 バイエルで脱落した耳と指でついていくと、慎重なテンポと深い休符が語りかけてくる。その沈黙は、けっして個性を誇る思わせぶりではない。作曲者のいる天上と、聴くもののいるこの世の呼吸を、結びあわせるために置かれていた。 ヴァレリー・アファナシエフは、モスクワ音楽院にピアノを学び、有名なコンクールで優勝をおさめる。ことし六十六歳になる彼は、亡命者としてパリに住む。このノートでは、芸術家の日常を包む思索と、内なる対話を奏でている。 朝五時に目ざめ、執筆、ピアノを弾く。散歩をする。窓から見える一の木。ワインを選ぶ。友人に会う。東西の思想、哲学、文学、映画。ちいさなレストランの、手間をかけた料理。いまは亡き作曲者との語らいは、伴侶として終日抱えている。あふれる言葉が星雲となりうずまく。そして音楽は、胎児のように彼の深奥に育つ。 音楽業界は、いつも若きスターを探し、

  • キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン :キャロル・キング,松田 ようこ|河出書房新社

    受賞 読売 / 全国学校図書館協議会選定図書 単行 46変形 ● 548ページ ISBN:978-4-309-27382-2 ● Cコード:0073 発売日:2013.02.26 このの内容 目次・収録作品 移民である祖父母の時代から、ピアノとの出会い、音楽業界での成功と失敗、4度の結婚離婚、4人の子どもたち、東海岸から西海岸への移転……12年の歳月をかけ初めて語った渾身の一冊! アメリカの歌姫が自ら綴った、初の自伝 キャロル・キングは私にとって永遠のアイドルです。――JUJU 自然体であればこそ織り上げられる人生のタペストリー。十代で開花した天才作曲家キャロル・キング。その歌の一色一目が、今新たに光を放つ。――五輪真弓 まえがき 二○○五年 ショウタイム 《第一部》 第一章   先祖 第二章   完璧に弾けるまで 第三章   ラジオとテレビ 第四章   彼らと私たち 第五章   家

    キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン :キャロル・キング,松田 ようこ|河出書房新社
  • 至福の読書体験 『幻の楽器ヴィオラ・アルタ物語』 - HONZ

    突然、「このめちゃくちゃ面白かったです。ジャケ買いして一気読みしました」というメールがHONZ宛てに届いた。送付元は、以前にもメールのやりとりをしたことのある、大変な読書家でHONZを応援して下さっている心臓血管外科医の望月先生である。確かにソソるカバー。面白いならではの「匂い」が、表紙からすでに漂っている。しかも望月先生のご推薦とあらば、読まねばなるまい。というわけで手に取ったのが書である。 ヴィオラ奏者であった著者は、2003年のある日、渋谷の弦楽器店を訪れた。先客の小学校低学年の男の子が、古いショーケースを覗きこみ、一緒に来ていた母親に向かってこう言った。 「お母さん、こんなに小さなチェロがあるよ」 実は20年前、高校生だった著者は、上京し、初めて訪れた同店で、緊張に身を固くしながら同じショーケースを覗き込んでいた。しかし、この「小さなチェロ」の存在には気付かなかった。 ショー

    至福の読書体験 『幻の楽器ヴィオラ・アルタ物語』 - HONZ
  • さよならアメリカ、さよならニッポン ~戦後、日本人はどのようにして独自のポピュラー音楽を成立させたか~

    さよならアメリカ、さよならニッポン ~戦後、日人はどのようにして独自のポピュラー音楽を成立させたか~ マイケル・ボーダッシュ・著、奥田 祐士・訳 定価:体2,800円+税 ISBN:978-4-86191-907-7 C0073 9784861919077 発売日:2012年6月25日(月) 【内容紹介】 J-POP、その発生の起源と源流を「はっぴいえんど」を中心に解析した、 日近代文学専攻のシカゴ大教授による、一大戦後日ポピュラー史研究! 戦後日米間の文化的時差を埋める画期的な論考! 『さよならアメリカ、さよならニッポン』は各章で、きわめて理論的なレンズを通して単一のジャンルを分析する――解放と音楽の関係/音楽の評価に文化的な位置づけがおよぼす影響/世界中に音楽のジャンルを発信する際に翻訳が果たす役割/音楽におけるノイズの位置と歴史的な変化との関係/物と模倣のイデオロギー間にあ