13.1. 状態を教えたらどうだい(State Your State)¶ 前の章で紹介された例はデモをするにはいいんですが、それだけではなにかツールを作るときには不便です。 例が悪いというわけではなく、関数とメッセージだけではプロセスとアクターを使いこなせないということです。 その状態を改善するために、プロセスの状態を保持出来るようにならなければいけません。 まず最初に新しい kitchen.erl モジュールで関数を作ってみます。その関数はプロセスに冷蔵庫のような動作をさせます。プロセスは2つの操作ができます: 食べ物を冷蔵庫に保存して、冷蔵庫から食べ物を取り出します。 食べ物を取り出す前には事前に保存されてなければなりません。 次の関数はこのプロセスの基礎として動作します: -module(kitchen). -compile(export_all). fridge1() -> rec