By: Bristol ridin – CC BY 2.0 自転車をこぎ始めるとき、最初はペダルが重いものですが、スピードが乗ってくるとどんどん軽くなっていきます。スピードに乗ってくれば心地よさも手伝ってそれまでの苦労も吹き飛ぶものです。 そして次回以降に自転車に乗るときも、最初のペダルの重さは加速に必要なステップであることがわかっているので、多少しんどくても「自分にはこれ以上ペダルをこぎ続けるのはムリ…」と諦めることなく乗り越えていくことができます。 あるいは、試行錯誤の末に“重いペダルをこぐコツ”を体得することもあるでしょう。 このアナロジーは仕事にも見いだすことができます。 仕事には少なくとも以下の2つの能力が必要とされます。 1.定形的な仕事(ルーチン)をうまく処理する能力 2.非定形的な仕事を具体的な作業に落とし込む能力 例えば、思いついたアイデアを商品に活かすには、2の能力が求