国立遺伝学研究所名誉教授の太田朋子先生は、米ハーバード大学名誉教授リチャード・レウォティン博士とともに2015年のクラフォード賞を受賞することが決まりました。太田先生は、集団遺伝学の第一人者で、「分子進化のほぼ中立説」をはじめとする理論的研究で業績をあげました。日本人では3人目の受賞となります。 クラフォード賞は、人工腎臓を発明したホルガ―・クラフォードと妻のアンナ・グレタ・クラフォードによって1980年に創設されました。基礎研究の推進を目的として、ノーベル賞が扱わない天文学と数学、生物科学、地球科学の3分野、また画期的な研究成果があったときのみ関節炎の分野の優れた研究業績に対して毎年表彰しています。選考はノーベル賞と同様にスウェーデン王立科学アカデミーが行っています。太田先生は「思いがけない表彰のしらせにびっくりしました」と顔をほころばせます。 自然淘汰からほぼ中立説へ 生物の進化を解明
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く