ドイツのIT業界団体BITKOMが独国内の約1000人を対象に行った調査で、何らかの効果があるならば体内にIDチップを埋め込まれても構わないと答えた人が23%に上ったそうだ(AFPBB News、本家/.) 例えばクラブへの入場がスムーズになったり、買い物の支払いが簡単になったり、火災などからの迅速な救出につながるといった効果が期待できれば、体内にチップを埋め込むことを受容できる人口が一定層いることが今回の明らかになったとのこと。一方72%の人がチップなどの電子装置の埋め込みはどうしても嫌だと回答したという。 この調査を実施したBITKOMのアウグスト・ウィルヘルム・シアー氏曰く「次の10年の終わりには多くの人にチップが埋め込まれるだろう」と述べ、将来的には人体へのチップ埋め込みが当たり前になるとの見方を示したとのことだ。