「世紀の裁判」と呼ばれたO・J・シンプソン裁判から20年以上が経過した今、シンプソン氏(68)がかつて所有していた邸の敷地内から、凶器とも疑われるナイフが発見されていたことがわかり、メディアを騒然とさせている。 CNNなど複数のメディアによると、ロス市警が現地時間の4日、ナイフが発見されたことを発表。1998年、邸を取り壊していた工事作業員が、敷地内に埋められていた折りたたみナイフを発見し、ロス市警の警官に引き渡したものの、警官が今年1月に退職するまで個人的に保管していたという。 ロス市警は現在、ナイフが事件と関係があるかどうか調べるため、指紋や毛髪の検査を行っており、来週にはDNAその他の検査も行われることも明かした。しかし、法律アナリストはCNNに、「長年にわたり土の中に埋められていたため、劣化が激しく、検査は難しいだろう」と語っている。 1994年、ロス市内で、元フットボール選