私鉄としては日本唯一の夜行列車、東武の「尾瀬夜行」を活用し、路線バスなどを乗り継ぎ新潟へ抜ける尾瀬横断ルートが商品化されました。「酷道」「険道」そして遊覧船を経由する同ルート、東武の担当者も太鼓判の秘境ぶりです。 「尾瀬夜行」ならではの半日コース 東武鉄道が浅草~会津高原尾瀬口(福島県南会津町)間で運行する夜行列車「尾瀬夜行23:55」(冬季はスキー列車「スノーパル23:55」)。東武トップツアーズの旅行商品として運行されるものですが、この私鉄唯一の夜行列車に代表されるように、東武グループは歴史的に尾瀬の観光誘客に力を注いできました。 そうした東武トップツアーズが取り扱う尾瀬の旅行商品に、オプショナルツアーという形で2020年シーズンから追加されたコースがあります。「尾瀬夜行」下車後、バスなど公共交通を乗り継いで、新潟へ抜けるという周遊ルートです。 拡大画像 東武「尾瀬夜行23:55」は特