仏パリのAFP本社で握手を交わすAFPのファブリス・フリース会長(右)とグーグルのセバスティアン・ミソフ副社長(2021年11月17日撮影)。(c)Thomas COEX / AFP 【11月18日 AFP】フランス通信(AFP)と米IT大手グーグル(Google)は17日、欧州のAFPのコンテンツにグーグルが著作権使用料を支払う「先駆的な」5年契約を結んだと発表した。金額は非公開。 欧州連合(EU)は2019年にデジタルコンテンツの著作権に関する新指令を出し、ウェブサイトや検索エンジン、ソーシャルメディアにニュースコンテンツを掲載する際に報道機関側に使用料を支払うよう義務付ける「著作隣接権」を規定した。これに基づく契約を結んだ通信社はAFPが初めて。 AFPは1年半前から交渉を続けていた。 AFPのファブリス・フリース(Fabrice Fries)会長は契約について「AFPが使用するすべ