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ブログと専門知に関するbuckeyeのブックマーク (9)

  • リフレ論は本当にマクロ経済学の理論なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    最初に誤解の無いように書いておくと、来のリフレーション理論は言うまでも無くマクロ経済学の理論である。 但し、一部のリフレ派が唱えているリフレ論の多くは質的にはマクロ理論というより還元論と陰謀論のミックスに過ぎないというのが筆者の理解であり、以降のエントリの中の「リフレ論」はそういった「俗論的リフレ論」を指すものと理解いただきたい。 - リフレ派はその理論に向けられる批判への反論としてよく「マクロとミクロの区別がついていない」と主張するが、そもそも彼らのリフレ論はマクロ経済学の理論なのだろうか?(もちろんリフレ論も色々あるので、以降では上念氏や高橋氏等の論客がメディアやネット等で唱えるリフレ論(俗論的リフレ論?)を指すこととする) もちろん「合成の誤謬」のようにミクロの視点で正しくてもマクロの視点ではかならずしもそうならないケースがあることは確かであるが、リフレ派が使う「マクロとミクロの

    リフレ論は本当にマクロ経済学の理論なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    buckeye
    buckeye 2011/03/11
    いや、だからその個人(経済のミクロ主体)が持つ将来期待に働きかけるのがリフレーション政策の肝な訳で。てか70年代以降のマクロ経済学は学派は異なってもミクロ的基礎付けを重視している点で共通している。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    buckeye
    buckeye 2010/08/15
    政治経済学的に見て、日銀は誰の選好を反映してるのか?に関する非常に力強い論考。経済学者のリフレ論を読んでいて、いつも政治ファクターが抜け落ちいてるのに違和感を抱いてたが、それを見事に明らかにしてる。
  • 「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっているー『日本の社会科学を批判する―OECD調査団報告』(講談社学術文庫)

    1975年6月、OECD科学技術政策委員会の「社会科学の開発と利用」に関する調査団が日に派遣され、2年後『日の社会科学政策』と呼ばれる報告書が作成された。 この報告書は、日の政策形成システムや大学やシンクタンクなどの研究機関、中学高校を含む教育システムなど広範な分野について、極めて厳しい評価と多くの提言を行った。 報告書が多くの反響を引き起こしたこと、特に日の社会科学者から反発を招いたこと、それにもかかわずその後の日の状況は、いくつかの改善がなされたにせよ、四半世紀経った現在も根的には相変わらずであることなど、取り上げるべきトピックは多いが、報告書の詳細な分析にふれる前にまず気づくのは、調査団及び報告書を最終的にまとめたOECD科学技術政策委員会事務局の前提と、調査の対象になった日の社会科学の現状に対して責任を持つ人々との間に横たわる大きなギャップである。 すなわち、報告書の

    「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっているー『日本の社会科学を批判する―OECD調査団報告』(講談社学術文庫)
    buckeye
    buckeye 2010/02/12
    「社会科学は役に立たない」という信念は、自己成就的予言となっている。
  • 経済成長こそ財政再建の王道 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091016#p1いわば景気対策を放棄 → 税収の落ち込み放置 → 歳出の見直しの限界 → 受動的な財政赤字の累増ということが予想される。鳩山首相が赤字国債容認とかいう記事を間違って財政政策の積極的発動と誤解している人がいるようだが、内実は無策ゆえの受動的なものになる可能性が大きい。過去の財政赤字累積の最大の原因は景気低迷による税収の落ち込みだ。ところが世間の多くはそうではなく、もっぱら政府や公務員の無駄遣いが招いた事態なので、これを元から断って大掃除でもすればたちまち解決するとでも思ってるんじゃないだろうか。もちろんそうした面もないとは言えないが、少なくともそれが「主な」原因ではないはずだ。だったら主要因であると目される景気の方に目をむけそちらを何とかすることを考えなければならないのに、今のところそうした姿勢が

    buckeye
    buckeye 2009/10/16
    マクロ経済学の常識が通じない日本の経済論議。再分配政策(パイの分配の変更)と景気対策(パイそのものの増大)の混同。デフレ型不況なのに「成長戦略」という名で反対の処方であるサプライサイド型政策を主張。
  • 『You are an idiot』

    お前ら、なんで木っ端政治家の宣伝に必死なの? 政治屋どものやり口を知らないの? 軍人勅諭になんて書いてあった? 当に未熟だな。 【専門性】 いい機会だから、ここで書いておくと、専門家とは、それに専門性を見出し追究するものに他ならない。それで生活しているかどうかというのは、単に一身上の都合と結びついた相関であって、専門性と直接の因果関係にはない。 たとえば、自動車の運転について考えてみるといい。自動車の運転のプロと言えば、第一にレーサーなどが思いつくだろう。一方で、自動車の運転で飯をってる人といえば、トラックやタクシーの運転手などが大多数だ。レーサーがプロであることに疑いはないだろうが、後者の専門性はまったく人による。また、レーサーとタクシー運転手では求められる専門性が異なることも、容易に理解されるだろう。 学術は専門性の最たる分野で、まさに個々の学者、集団、学派が、ここに専門性があると

    『You are an idiot』
    buckeye
    buckeye 2009/10/14
    専門性とは何か、専門家とは何かについての含蓄のある記事。江畑謙介追悼文騒動を冷静に見るためにも一読の価値あり。
  • 官僚支配をなくすには(後編):「議題設定」から「御用学者」を一掃すること。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ

    2009年04月01日 官僚支配をなくすには(後編):「議題設定」から「御用学者」を一掃すること。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、ここまで 「官邸主導」と「政治任用制」の 問題点を指摘してきたが、 結局2つに共通することは、 「臭いにおいは元から立たなきゃダメ」(苦笑) ということじゃなかろうか。 そこで、政策立案過程における 「議題設定」 の重要性、という話に 移りたいと思うんだけどね。 政策立案過程で、 議題設定の権限を持つ者は 極めて大きな権力を 行使することが可能である。 簡単に言えば、 自己に有利な争点だけを選別して 政策決定プロセスに 持ち込むことができるからである。 話し合いたくないことは 隠しとけばいいんだから。 そして、日の政策過程で 議題設定の主導権を握っているのは 官僚である。 各省庁の政策立案のスタートとなる 「審議会」 では、その事務局を務める 官僚が話し合う

    官僚支配をなくすには(後編):「議題設定」から「御用学者」を一掃すること。 - かみぽこぽこ。:楽天ブログ
    buckeye
    buckeye 2009/04/08
    政策立案過程の「官僚支配」を排するには政治家が議題設定の権限を審議会のところで抑えるべき。「御用学者」を審議会から排し、最先端の研究に携わる海外Ph.D.を入れよ。「専門バカ」ではない「有識者」重用に疑問。
  • 初級、中級、上級 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    buckeye
    buckeye 2008/01/06
    経済学の初級では新古典派の枠組みを学び、中級・上級ではそれを否定するより現実に近い理論を学ぶ。だが実務家や評論家の知識は初級どまりで、かくして新自由主義(=新古典派信仰)が蔓延る、と。
  • 読んでおくと役に立つ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日夕方くらいから、このブログを読みに来る方の数が5,6倍に増えましたね。 さすがあるふぁぶろがあさんは違うわ、という感じですが、ということはこのブログを読みに来られる方の8,9割までは、以前のエントリーも読んだことはないし、まして私が書いた文章を見たこともない方々であるということなわけで、判ってるだろうという書き方では不親切だという状況になっているようです。 常連さんには今さらながらのことですが、この際ですからこれを読んでおくと役に立ちますよ、というのをいくつか。 まずいささか教科書的ですが、これを頭に入れておいて貰わないと http://homepage3.nifty.com/hamachan/hrm.html(日の労務管理(和文講義案)) 最近の非正規労働問題については、まず総論的に http://homepage3.nifty.com/hamachan/koyounokakusa

    読んでおくと役に立つ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 専門性の敗北? - Baatarismの溜息通信

    今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにいちいち感心してしまう。 ウチの息子は読み書きの学習障害があるが(詳細は「視覚発達障害」カテゴリー参照)、ビジョン・セラピーやここまでの種々の対策のおかげで、読むほうはだいぶよくなってきた。今回は、これまでの進歩の様子を確認して、この先どういった対策が必要かを判断するためのテストをした結果の報告と、その後の方針を話し合うミーティングだった。 (中略) 当に、涙が出そうになってしまう。3年前に対策会議の対象に指名されたときは、どうしようかと思った。フラストレーションがひどくて授業中に問題行動を起こしたり、家でもずいぶんキレて荒れていた。それが、ここまで来られ

    専門性の敗北? - Baatarismの溜息通信
    buckeye
    buckeye 2007/07/24
    自分の実体験からも激しく同意。アメリカの学校の多様なニーズへの木目細かな配慮やアメリカ社会の専門知の尊重を目の当たりにするとやはり「敵わないなー」と思ってしまう。
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