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ブックマーク / deztec.jp (15)

  • 少数派の言論の自由と、命について

    1. Togetter - まとめ「今日の「おまい自分が何言ってるかわかってんのか」リスト・きっこ編」 「お金にならないから」という理由での涙なら理解できますよ。私が「詭弁」だと言っているのは、これまでに数え切れないほどの牛や豚を殺してきた人たちが、今回だけは殺すことを「かわいそう」と言っているのが理解できないだけです。 リンク先に発言が掲載されている人々の中での多数派(以下、多数派と書く)の判断によると、きっこさんによるこの発言は「差別」なのだそうだ。畜産業に従事する人が傷付く言葉なので、きっこさんは反省して謝罪しなければならないらしい。私は、賛成しない。 牛や豚を利用するために「殺す」のは悪いことだ、という考え方がある。それは世間の多数派の意見ではないかもしれないが、思想・信条の自由は認められていいだろう。そして、憲法が擁護する思想・信条の自由とは、単に内面の自由のみを指すものではなく

  • memo:初めて見た製本ミス

    こんな製ミスもあるんだな。とくに珍しいものではないかもしれないけれど、の背の側に紙の折れがあるというタイプの製ミスは、私が買ったでは過去に見たことがありません。 よく見かけるのは、このタイプ。ページの角が折れた状態で裁断されたので、拡げてみると端が揃わない、というもの。古い文庫だと100冊に1冊以上はあるように思う。とくに統計をとっているわけじゃないけど、毎年、文庫は100冊も読まないのに、これを一度も見なかった年は記憶にない。 まあ脳内検索なので怪しい話ではあるけれど、今年だけでも3回目の遭遇なんだよね。 考えてみると、年平均200~300冊しか読まない私が毎年のように製ミスに出会うというのは、ちょっと意外な感じがします。仕事柄、工業製品の歩留まりと比較したくなるわけですが、小さな製ミスであれ、見てわかるレベルのミスが1%以上も商品になるのは、桁2つくらい大きいな、と。液

    bunoum
    bunoum 2009/12/07
    歩留まりをこれ以上上げるよりも「落丁乱丁はお取替えします」の方が印刷所・出版社にも、読者にもメリット(価格的な)があるということでは。断ち切りの製本ミスとかは交換してくれないのかな。
  • 好きなところで止めて、もう一回見られるテレビ、12月上旬に発売(100万円)

    Twitter / Nao Suzuki: 娘(5歳):パパ、テレビ止めて!もう一回観たい!俺: ... はてなブックマーク - Twitter / Nao Suzuki: 娘(5歳):パパ、テレビ止めて!もう一回観たい!俺: ... 娘(5歳):パパ、テレビ止めて!もう一回観たい! 俺:YouTubeじゃないから止められないの 娘:なんで?…じゃ、ねこちゃんが観たい! 俺:テレビは検索できないの 娘:意味わかんない! ……みなさま、これが当のデジタルネイティブです そんなのSPIDER ZEROがあれば家庭のテレビでYouTubeとは比較にならない高い水準で実現できることなんだが……と思ったんだけど、公式サイトを見てみたら、10月8日で販売を終了していた……。まあ地デジ非対応だから、そろそろ潮時か。2011年末に地デジ版が発売されるらしい。 ソニー製品情報 | VAIO | type

    bunoum
    bunoum 2009/11/16
    「「録画なんて面倒」だという。だからこそ「全番組を録画しようよ」」自分が見たい(であろう)番組を抽出するフィルタあってこそかもなあ。
  • コミケは入場料を取るべきだ(旧題:コミケについて外野の無責任な意見を少し)

    コミケが大盛況で史上最高の来場者数(56万人)になった、なんてニュースをテレビでやっていた。東京モーターショーの来場者数が130~150万人だから、4割くらいか。 来場者が多すぎて周辺地域にもずいぶん迷惑をかけているそうだし、会場の混雑も無茶苦茶になっているという。東京モーターショーは次第に来場者が減りつつあるが、16日間開催のスケジュールを守っている。この我慢の姿勢が奏効して、土日+人気メーカー+人気車種という条件が重ならない限りは、落ち着いて会場を回れるようになった。今思うと80年代はひどかった。 もちろんモーターショーとコミケは違う。じっくり立ち読みされたって、サークルとしてはあまり嬉しくないだろう。きちんと車を見てもらって好印象を与えることが利益になる自動車メーカーとは事情が異なる。コミケ参加サークルが、現状の人口密度にすら満足していなかったりするのは、理解のできるところ。 それで

  • はてなブックマークはもっと積極的にコミュニティを管理してほしい

    1. はてなブックマークの個別ページにデフォルトで表示されているコメント一覧が、その一覧性ゆえに暴力装置となる件について。現在のはてブユーザーの中では少数派の意見かもしれませんが、何年も前から指摘され続けている問題であり、個人的には以下の対応策の実現をはてな運営に望みます。 ブコメ一覧が炎上状態になっていた場合(既に存在する通報システムの規約を改定し、通報の対象を拡大すれば把握可能ではないか)、はてな運営の判断でコメント一覧を個別に非表示とする。 2. 非常に危険な領域(岩崎夏海さん) WWWはジャングル(カナかな団首領さん) 現状はとくにひどいコメントの削除とか暴言の多いアカウントのプライベート化といった対応しかなく、有罪か無罪か、みたいな極端さ。コメント一覧ははてなが管理しているのだから、はてな運営の価値判断において「行き過ぎ」と考えるなら、通常のブログのコメント欄と同様、サクッとコメ

    bunoum
    bunoum 2009/07/27
    「正義が悪に批判の集中砲火を浴びせるショーを許容する運営方針ではメジャーたりえない」そうなんだ
  • 優先順位の問題というならば [著作権など]

    とりあえず画像OFFでの閲覧を推奨しますけれども。 鳥山明作品の美しい画像スレ あんか?びっぷ はてブの反応がマジコンの話題と全然違う。鳥山明さんのイラストを1円も払わずに見て喜んでる人たちと、マジコンに怒っている人たちは重なっていないのでしょうが、マジコンに怒った人は、こっちにも怒るのが道理。 結局、何なのかというと、自分も(時々)やってることは、規制されたくないんだな。自分が絶対にやらないことなら、ガンガン規制しろ、っていう。身勝手なんだよ。Googleストリートビューのオプトアウト方式に文句をいっている人は、「事前に著作者の許可を取れ」と、ここでもいうべきなんじゃないの。 鳥山明さんの画集はいま、品切れになっています。新刊で買いたくても買えないのかもしれない。でも、画集が再販されたらアップロードをやめるとは、とても思えない。 ともかく、そりゃもちろん、何でもかんでも言及する暇は誰にも

  • 倫理的な主張には利己的な動機が隠れている

    倫理的な主張には利己的な動機が隠れている(ことが少なくない)。 大学で出席しないのは「ずるい」? - m-birdとFreeBSDの同棲日記 ごく簡単にいうと、これは大学が「結果だけでなく学習態度も加味して評価されるべき場」なのか、それとも「結果だけが評価されるべき場」なのか、という問題。 大学の成績が全てなのか? 評価基準が自分の中にないのか? といった批判は妥当ではない。おそらく人は「学習態度に優れる自分」を高く評価している。その自負がむしろ、社会的評価は「結果だけでなく学習態度を加味して評価されるべき」という価値観を強化する。 これは学生を観察してみればわかる。要領よくサボりつつテストで高得点を取る学生ほど、「結果だけが評価されるべき」と考えている傾向がある。努力していて成績の悪い学生は「授業がヘタなのが悪い」という。サボっていてなおかつ成績も悪い学生は「土下座しても単位をくれない

    bunoum
    bunoum 2009/03/22
  • 子どもに自信を与える方法

    0. これは子どもの問題ではなく大人の問題だと思う。 自分嫌いをなくそう! 都が小学生に「自尊教育」導入へ - MSN産経ニュース 1. 子どもの言動で気に入らないことがあると、とかく「しつけ」で何とかしようとする方が多いでしょう。叱りつけたりせず、自然に子どもを動かすにはどうしたらいいか、もっと知恵を絞ってほしいと思う。 親が居間でテレビを見て笑っているのに、子どもが喜んで学校の宿題などしたがるわけがない。当たり前の話でしょう? 宿題+漢字ドリル+計算ドリルなんて、親子で取り組めば1~2時間で終るもの。たったそれだけの時間を一緒に過ごすことを厭う親に育てられる子が、自分の価値を信じられるでしょうか。 家事のお手伝いだってそう。子どもだけが家事をやっている時間があると、つらい。母が夕の準備をしているとき、子どもが風呂を掃除し、父がトイレを掃除する……といった「家族みんなで家事をやる時間」

    bunoum
    bunoum 2009/03/13
  • マジコン販売禁止は緊急避難だと思う

    マジコンは自主制作ソフトウェアをゲーム機で動かすために必要な機械。しかし不正コピーソフトも動作するため、ネット環境の整備で不正アップロードが増大+不正コピー入手が容易化、さらにマジコンの一般販売+低価格化によって、今ではマジコン=不正コピーを遊ぶ機械と化した。 マジコンを販売禁止しても、不正コピーの頒布が止まらず、不正コピーの入手が容易な状態では、カジュアルコピーの駆逐は不可能。マジコンからエミュレータへ移行するだけ。 またアマチュア開発者は、プロ用ツールを使用する資金的余裕がないため、どうしてもマジコンがほしい。アングラ化しても自主制作マジコンの流通は止まらないだろう。 この不正流通マジコンがカジュアルユーザにも容易に入手できるなら、マジコンの販売禁止は有名無実化する。不正コピー蔓延の実態が何ら変わらず、しかもアングラ化して市場が見えなくなるなら、事態はむしろ悪化することになる。 一方、

  • そこを強調されても、説得力がない

    小谷野さんが実名晒しを行ったからといってそれを実名論と結びつけるのは、実名晒しが匿名至上主義者たちによりなされてきたことを無視した議論ではないでしょうか。(小倉秀夫さん) なんで小倉さんの主張ってこんなに非論理的なんだろう?(海風さん) 荻上チキさんの実名につながる情報をブログに記載した小谷野敦さんがはてブ方面を中心に批判を集める、という話題がありまして、小倉秀夫さんがいつも通りのコメントをした、と。 海風さんは小倉さんの主張について、誰もそんなことはいってないというのだけれど、私は「それはどうかな」と思う。そりゃ「いってない」のかもしれないけど、これって絶対、2chのブログ論壇スレで書かれてたら何の騒ぎにもなっていないはずだから。 finalventさんがヒントじゃなくてまんま実名(とされるもの)を書かれたとき、一体誰がブログで2ちゃんねらを批判しましたっけ? 無論、少しは批判の声も上が

  • なぜ学校の先生は「当たり前の仕事のやり方」ができないのか

    1. 慣性のある生活 - 一年目の教師が経験した教育現場(リンク切れ) asahi.com:夢見た教壇2カ月 彼女は命を絶った 23歳教諭の苦悩 - 社会(リンク切れ) どちらもリンク切れなので、もうひとつリンク。 教育って、みんなで「みんな上手く回るように」考えなきゃよくならないのかな 単純には、若い教師一人に教室を任せずに、ベテランを一緒に配置すればいいはず。塾での経験から、そう思う。進学塾はさておき、補習塾では当たり前のように学級崩壊します。経験不足は仕方ない、みんな最初はそんなもの。だから必要な限りずっと、新人バイトのクラスには、ベテランが補助教員として参加します。 財政が逼迫する中、教師の効率的な配置を進めるため、学校の統廃合を強力に推進すべきではないでしょうか。 あと、教育仕事は、その大部分をマニュアル化できます。生徒の個性に合わせて云々といっても、少なくとも文書化される「計

  • オリビアの声は CM で使えない

    あれってオリビアじゃないの!? そっくりさんの歌声、テレビCM席巻(無断転載版) Yahoo!ニュース掲載版がはてブでちょっと話題になっていた。 なんかブクマコメントに勘違いがあるようだけど、CDとかの音源を使用すると、権利者との直接交渉になるから、スターの歌声は超高額で手が出せないという話。曲そのものはJASRACに登録されているから、めちゃくちゃ安価に使える。有象無象と一律の料金設定になっているからね。 そっくりさんが歌って、アレンジもそっくり仕上げにすれば、曲そのものの使用料と歌い手やアレンジャーの日当で足りるので、安く済む。問題は、「そっくり」が消費者の勘違いを企図したものかどうか、というあたりだろう。不正競争にあたらないかどうか。 JASRACは大スターの圧力に屈せず、一律料金制を堅持している。の中でたった1回、歌詞をワンフレーズ使っただけでも規定の料金を払わされちゃう、という

  • Gyao かわいそう

    偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER! 第4回 アニメ制作者がネットラジオでニ○○○動画を痛烈に批判 - GIGAZINE 痛いニュース(ノ∀`):アニメ製作者が、アニメの違法アップロード&ニワンゴに問題提起 「灼眼のシャナ」のプロデューサーがニコニコ動画を批判したラジオが話題になった。DVD を買ってくれなきゃ生きていけない、という訴えに、値段が高すぎる、という反応が。だからニコニコ動画で見ているんだ、という開き直り。 こういう話をする場合、とりあえずとっつきやすいところで GyaO@ShowTime のラインナップを確認することをお勧めしたい。Gyao では、なんと「シャナ」全24話が1932円です。これでも高いか。 「ひぐらしのなく頃に解」が1~3話無料、4話以降は1話105円で配信中。手頃な値段だと思う。犯罪に加担して開き直って世間に理解されるような価格とは思えない。ちなみに「ひ

    bunoum
    bunoum 2007/11/01
    DRMなしのMP3に手を染めたiPodにシェアを奪われてWalkmanはかわいそう
  • SUICA で混雑が解消される未来(くるかな?)

    1. 「異説・日経済―通説の誤謬を撃つ」は1992年に日経済新聞社より刊行されたインタビュー集。よくわからない主張がたくさん並ぶ中、ひときわ目を引いたのが八田達夫さんの都市開発推進論でした。 今では忘れ去られた議論ですが、バブル期には「この地価に根拠はあるか?」が話題となっていました。八田さんは市場を差し置いて「適正価格」を口にするようなことはしない。ただ、その主張を私なりに読み解くなら、かつての東京都心部の地価は、必ずしも不適正だったとはいえないとお考えではないか、と思われます。 同書刊行当時、私は中学1年生。新聞やテレビニュースの好きな子どもでしたが、地価については音と建前が違いすぎる、という印象がありました。地上げ屋を憎々しげに描くニュース報道に喝采を送る人々が、「うちにも地上げ屋が来てくれないかなあ」と嘯く。嫌がらせに屈した一家に「ごね得」の悪罵が飛ぶ。 土地供給が少ないから

  • 「勉強しなさい」といわないで

    小学生くらいのお子さんの勉強嫌いで悩んでいる方には、何度でもいいたい。「勉強しなさい」なんて、いくらいっても無駄です。塾に送り込んだって、教室にいる間しか勉強しない。ゼロよりはマシだとしても、週に数時間お勉強させるためだけに数万円を投じるのって、どうなんでしょうか。 「一緒にお勉強しようね」大切なのは、この一言。親が子どもに勉強を教える必要はありません。勉強している子どものそばについて何かをしているだけで、全然違うのです。 「お父さん、宿題おわったよー」「そうか、よく頑張ったなあ。偉いぞー」頭をなでる。 私の両親は、子どもを叱るなんて嫌なこと、なるべくしたくないと思っていた。「やりなさい」といっても「やらない」から、叱りつけることになってしまう。そこで発想を変えて、「やらせる」ことにした。そのためには、巻き込み型の仕掛けが一番。まず親が勉強してみせ、「ともに頑張ろう」と持ちかけるのです。

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