オリンパス・OM-D E-M1 Mk2 + M.ZUIKO DIGITAL ED45mmF1.2 PRO オリンパスはこのED 45mmF1.2 PROレンズの製品特徴のトップに『ボケの質と高い解像力の両立に徹底的にこだわった描写性能』を挙げている。 従来までは、美しいぼけと高い解像描写力とを両立することは大変に難しい、と言われつづけてきたことを考えれば"画期的"とでも言っていいのかも。 解像力のあるレンズを設計するには(ひとつの方法として)もろもろの収差をなくせばいいわけだが、ことはそう簡単ではない。加えて収差のないレンズ(無収差レンズ)を作ったとしても解像描写力は高まるがいっぽうで「美しいぼけ」を得られにくくなる。ぼけの輪郭部がくっきりとしてぼけ部が目立ってくる(似てはいるが二線ぼけ、リングぼけではない)。 いわば「図々しいぼけ」になってしまう。 この「図々しいぼけ=目立つぼけ」のレン
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