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心理と映画に関するcastleのブックマーク (165)

  • 超映画批評『インセプション』65点(100点満点中)

    『インセプション』65点(100点満点中) INCEPTION 2010年7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2010年/アメリカ/イギリス/カラー/2時間30分(予定)/配給:ワーナー・ブラザース映画 監督・脚:クリストファー・ノーラン 製作:エマ・トーマス 出演:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット マリオン・コティヤール エレン・ペイジ ≪たいした超大作、休養をとって気で挑むべき≫ どんな分野であろうと、すべてを知っている人間などいない。つまりは、誰もがあらゆる物事を、不十分、不完全にしか知らないということだ。だからすべてを把握し、忠実だと思っていた奥さんが隣の大学生と浮気していたとしても、あなたはショックを受ける必要などない。 そんな何の気休めにもならない事を書いてもしょうがないわけだが、そもそも「知らない方が幸せなのでは?」と

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    castle 2010/07/18
    「誰もがあらゆる物事を、不十分、不完全にしか知らない」「ここでいう夢はパソコンでいう共有フォルダ。本人も侵入者たちも互いに影響を与え合う」「信じたいものだけを信じたい。余計なことは知らないほうが幸せ」
  • 超映画批評『レポゼッション・メン』70点(100点満点中)

    『レポゼッション・メン』70点(100点満点中) Repo Men 2010年7月2日、みゆき座他ロードショー 2010年/アメリカ/カラー/111分/配給:東宝東和 監督:ミゲル・サポクニック  原作:エリック・ガルシア  脚:エリック・ガルシア、ギャレット・ラーナー 出演:ジュード・ロウ フォレスト・ウィッテカー リーヴ・シュレイバー アリシー・ブラガ ≪いかにも今どきのアメリカ向き映画≫ 人工臓器の回収人という、素っ頓狂な設定が楽しい『レポゼッション・メン』は、いかにもいまどきのアメリカ人向きブラックジョークに満ちたSF映画だ。 近未来、人々は優れたテクノロジーによる人工臓器を取り替えていくことで、かつてない寿命を生きている。そのトップメーカーのユニオン社は、しかしあまり表ざたにしたくない"回収人"を多数雇っていた。高額な人工臓器の長期ローン滞納者から、強引に自社製品を回収する汚れ

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    castle 2010/07/15
    「回収人が回収される側になって、気の毒な貧乏人の気持ちを味わう教訓話」「ユニークなのは、天職として回収人を楽しむ相棒ジェイク。この男は結末まで絡んでくるが、彼が象徴するものはいったい何なのだろうか」
  • 超映画批評『ザ・ロード』75点(100点満点中)

    『ザ・ロード』75点(100点満点中) The Road 2010年6月26日、日比谷シャンテにてロードショー 2009年/アメリカ/カラー/111分/配給:ブロードメディア 監督:ジョン・ヒルコート 原作:コーマック・マッカーシー 脚:ジョー・ペンホール 出演:ヴィゴ・モーテンセン コディ・スミット=マクフィー ロバート・デュヴァル ガイ・ピアース シャーリーズ・セロン ≪胃が痛くなるほどの絶望感≫ この前週公開となった「ザ・ウォーカー」と作は、世界設定もプロットもほとんど同じである。文明が崩壊し、やら石鹸が一番の貴重品。大事なものを抱えた主人公は、ひたすら目的地へ孤独な旅を続ける。 文明ならぬ国民生活が崩壊した世界を生きる現代アメリカ人は、当に悲劇のヒーロー気取りが好きなんだなと感心するが、2作のラストを見比べてみると興味深い。個人的には、やっぱり2010年の映画はこういうオチ

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    castle 2010/06/27
    「彼らが求めるものは「生存」ではないのかも。人肉食に手を出さぬことで、人の世界にとどまっている。「善」なる火を心の中に灯し続ける」「絶望の描き方が抜群に巧く、同時に希望の匂わせ方も憎らしいほどに巧い」
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    諏訪之瀬島(鹿児島県鹿児島郡十島村)2024.8 はじめに 1日目 中心部・ナベダオエリア 元浦エリア 2日目 元浦エリア・中心部 切石エリア 3日目 はじめに 前回の「フェリーとしま2乗船記」にも書きましたが、諏訪之瀬島に行ってきました。今回は、その諏訪之瀬島の記事です。 kakoyuu.hatenablog.com 諏訪之瀬島は…

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    castle 2010/06/22
    「「神がいるから信仰する」という順番ではなく「神という最高権威Xを想定して、共有できた集団が強くなり、結果として生き残りやすくなって、神の栄光(権威)が高まる」という理屈かも」「神様も生存フィルター」
  • 超映画批評『告白』95点(100点満点中)

    『告白』95点(100点満点中) 2010年6月5日 全国東宝系ロードショー 2010年/日/カラー/126分/配給:東宝 原作:湊かなえ「告白」(双葉社刊) 監督/脚:中島哲也 出演:松たか子 岡田将生 木村佳乃 ≪真っ黒な爽快感≫ 後世になれば、この映画は松たか子の代表作にして最高傑作と呼ばれることになるかもしれない。現時点(2010年6月)における、私が見た中で年度ベストといえるこの映画を、サイトで公開前に紹介できなかった事をたいへん申し訳なく思う。(Web以外の原稿等の締切が、70作品分以上集中する緊急事態でした、すみません) ある中学校の教師(松たか子)が、終業式のホームルームで不気味な告白を始める。数ヶ月前、自分の幼い娘(芦田愛菜)が校内のプールで溺死した事故は、じつはこのクラスの中の2名による殺人だったというのだ。そんな衝撃の事実を知らされながらも、まるで深刻にうけと

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    castle 2010/06/12
    「善意、良心、倫理…何者をも凌駕するわが子への愛だけを武器に、主人公は自らを奮い起こし悪へと立ち向かう。キチガイを制するには連中の領域に真正面から踏み込む覚悟と立ち上がるたくましさがなければならない」
  • 告白〜まさに極限のエンターテイメント - NOW HERE

    静岡東宝1階で17:15の回と19:30の回。入れ替えがないので2回見た。客入りは50人ほどと70人ほど、それなりの入り。 いやー、しかしすごい映画を見たね。 テレビでもCMになってる予告編を見てると犯人探しのミステリーのような印象だけど、実際のところはこの犯人AとかBとか呼ばれてるのは誰かも、なぜこのような殺人を犯したのかも、まず最初に松たか子によって語られる。 問題はその後だ。 事実なんてのは立場や見方によっていくつもある。 この物語は告白というモノローグの形式を取っていて、語られる事実とは語り手にとっての事実であり、その行間にはそれ以外の事実がある。 「それ以外の事実」は、別の語り手により何度も遡って告白され、行間は見事に埋められて行く。その構成は実にうまい。 そしてそこまでが作者にとっての告白であり、この物語にはその行間がある。 その行間とは、「私にはあなたのことがわかります」とい

    告白〜まさに極限のエンターテイメント - NOW HERE
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    castle 2010/06/06
    「事実なんてのは立場や見方によっていくつもある」「そこまでが作者にとっての告白であり、この物語にはその行間がある。その行間とは、「私にはあなたのことがわかります」という思い上がりに対する嘲笑である」
  • 超映画批評『グリーン・ゾーン』80点(100点満点中)

    『グリーン・ゾーン』80点(100点満点中) Green Zone 2010年/アメリカ/カラー/114分/配給:東宝東和 監督:ポール・グリーングラス 原案:ラジーフ・チャンドラセカラン 脚:ブライアン・ヘルゲランド 出演:マット・デイモン グレッグ・キニア ブレンダン・グリーソン エイミー・ライアン お笑いプロパガンダ 『グリーン・ゾーン』を見ると、この映画を作った製作者らスタッフが、現代アメリカ流というべき立場にいることがよくわかる。アメリカウォッチャーは、今後はこの人たちの作る映画から絶対に目を離すべきではないだろう。 フセイン失脚直後のイラク、バグダッド。米陸軍のミラー准尉(マット・デイモン)のチームは、大量破壊兵器を探す任務についている。ところが情報は常に誤りで、一向に見つかる気配はない。犠牲ばかりが増え続ける現状に納得できないミラーは、ようやくつかんだ重要情報を国防総省

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    castle 2010/05/18
    「トンデモプロパガンダムービー」「前の政権は悪いやつで、それに操られてひどいことをやったけど、米軍ひとりひとりは心の通った私たちと同じ市民であり、命がけで正義にまい進する立派な集団ですよということ」
  • 超映画批評『エンター・ザ・ボイド』70点(100点満点中)

    『エンター・ザ・ボイド』70点(100点満点中) Soudain le vide 2010年5月15日よりシネマとうきゅうスクエアにてロードショー 2010年/フランス/35mm/カラー/ドルビー/英語/143分/R18+ 配給:コムストック・グループ、トルネード・フィルム 監督/脚:ギャスパー・ノエ 撮影:ブノワ・デビー SFX:ピエール・ブファン 協力:アニエスベー 出演:ナサニエル・ブラウン パズ・デ・ラ・ウエルタ シリル・ロイ ≪凶悪度はダウンしたが、相変わらずぶっとんだ映画≫ 「東京はセックスに取り付かれた街だから(ロケ地に)選んだ」と、作の監督ギャスパー・ノエは言った。このフランス映画界の鬼才は、よく日を理解していらっしゃる。確かにある意味、日人の性に対するこだわりはハンパではない。セックスと輪廻をテーマにした『エンター・ザ・ボイド』の舞台として、これ以上ふさわしい場所

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    castle 2010/05/18
    「英語題は「ENTER THE VOID」だが、仏の原題は「Soudain le Vide」。英語のほうは自分から「無」に向かうようなニュアンス。これに対し仏版は、突如すべてがなくなってしまった、唐突な無というイメージ」
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    castle 2010/04/03
    「劇場版Fate ヤフオクでセイバー特典フィルム(令呪に抗うセイバー ドレス姿)が81,000円で落札。ハルヒは35万6000円。なのはは53万2000円」ちょw
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    FC2からLivedoorに移転し半年くらい(2009年9月30日~2010年4月2日)やってた旧はちま起稿です。当時浪人1年目でした。(その後合格したけど大学行かずに上京してます) その後ちょっとした事情があってLivedoor内でサイト移転してます。 当時を思い出す自分用のアーカイブとして鍵かけてます。ごめん。

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    castle 2010/02/28
    「もし私が何かを参考にするなら、HALOが参考にしたものを参考にする。ま、それは俺の作品なんだけどな(キャメロン監督)」「※エイリアン2の事、Halo作ったBungieも参考にしたと認めている」
  • 超映画批評『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』90点(100点満点中)

    『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』90点(100点満点中) 2010年3月6日 全国東宝系ロードショー 2010年/日/カラー/133分/配給:東宝 原作:甲斐谷 忍「LIAR GAME(ライアーゲーム)」(ヤングジャンプコミックス) 監督:松山博昭 出演:戸田恵梨香 松田翔太 時代にマッチしている上、脚の骨格がきわめて頑健 たぶんこの映画についてほとんどの方は、こんな風に考えているだろう。 「え、日映画? 安っぽそう」「え、フジテレビ映画? 軽そう」「え、テレビドラマの映画化? 映画だけ見てもわかんなそう」「とにかく、つまんなそう」 その気持ちはわからぬでもないが、なんと作に限ってはすべてよい意味で裏切られた。こういうことはめったにあるものではない。 いよいよライアーゲーム決勝戦。手段を選ばず大金を奪い合うこのだましあいゲームも、いよいよ最後だ。ここまで残ったのは男女

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    castle 2010/02/28
    「全員が赤リンゴを投票すれば全員に賞金が出る。しかし一人でも裏切れば、裏切り者は大勝ち。赤リンゴ投票者は莫大な損失をこうむる仕組み。「皆を信じる」こんなに簡単なことがなぜできないのか。ナオは苦悩する」
  • 超映画批評『パレード』55点(100点満点中)

    『パレード』55点(100点満点中) Parade 2010年春、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国ロードショー 2010年/日/カラー/118分/配給:ショウゲート 原作:吉田修一「パレード」 監督・脚:行定勲 出演:藤原竜也 香里奈 貫地谷しほり 林遣都 小出恵介 ルームシェアする若者たちの、どこか異質な関係 日の都市部の家賃は世界的にみても高額だが、欧米のようにルームシェアが普及することはあまり無い。間取りや国民気質の問題もあるが、不動産関連の慣例や契約が案外ガチガチで、居住者ががんじがらめにされているのも理由のひとつだろう。 映画会社に勤める伊原(藤原竜也)は、売れないイラストレーターの未来(香里奈)、大学生の良介(小出恵介)、人気俳優のカノジョで無職の琴美(貫地谷しほり)ら3人を自らのマンションに住まわせ、共同生活を送っていた。どこか上っ面だけのつきあいながら、バランス

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    castle 2010/02/20
    「「おかしな連中だからどうせなんでもアリだろ」との意識を捨てきれないからあの結末にも驚かないし、犯人も30分でバレてしまう。警戒している人間を騙す難しさをミステリを作る脚本家、監督は認識してもらいたい」
  • なぜボクは映画「ディア・ドクター」で泣いたのか(ネタバレ) - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    「彼らは自分のしていることをよく知っているが。それでも、彼らはそれをやっている」 映画「ディア・ドクター」(ASIN:B002QV1H8K)が数々の賞をとっている。レンタルでDVDが出たので見てみた。びっくりしたけど最後のシーンで涙が出た。自分でもなぜかわからなかった。 最初はちょっとした出来心だったのだろう。過疎地で医者になりすます男。父が大病院の医者で憧れたが医者になれずに医療メーカーのセールスマンをやっていたのだろう。それを示すのが父から盗んだペンライトを使う場面でわかる。 出来心だったのが、勤務すると、回りの期待が大きかった。過疎地での医療への活動は大きく、期待される。ここに日の医師不足、僻地医療の問題がある。その期待は単に医療技術だけではなく、閉鎖された地域の精神的な存在として期待される。男はその期待に圧倒されとまどいつつも、医学書を読み勉強し、期待に応えようとする。それでも男

    なぜボクは映画「ディア・ドクター」で泣いたのか(ネタバレ) - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
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    castle 2010/02/18
     ※ネタバレ注意※ 「(出来心から)過疎地で医者になりすます男」「病院の息子は「父こそが偽物だ」という。男の中に~真の医師とは免許なのか、現代の患者と向き合わない医療倫理の問題が浮き彫りにされる」
  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

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    castle 2010/02/05
    「綾波コピーやオドオドちゃんといった確信的なまでに類型的なキャラクターが登場するのを見て私は気づいた。なるほど、これは新時代の水戸黄門なのだ」「過去の雛型に新たなアイデアを加えていくのは物作りの王道」
  • 超映画批評『インビクタス/負けざる者たち』75点(100点満点中)

    『インビクタス/負けざる者たち』75点(100点満点中) Invictus 2010年2月5日(金)丸の内ピカデリー 他 全国ロードショー 2009年/アメリカ/カラー/134分/配給:ワーナー・ブラザース映画 監督:クリント・イーストウッド 脚:アンソニー・ペッカム 出演: モーガン・フリーマン マット・デイモン トニー・キゴロギ 南アW杯の年に、南アW杯の映画を見る あるひとつのものに、さまざまな側面があったり多機能だったりすると、無性にうれしいものだ。 たとえばこの『インビクタス/負けざる者たち』という映画は、スポーツアクションであり、史実伝記であり、感動の人間ドラマでもある。さらにいえば、95年の南アフリカを舞台にしていながら、じつは現在のアメリカを強烈に比ゆした物語でもあったりする。こういう百面相の作品は、映画好きにはたまらない。清純派だけど夜は女王様、みたいな女性がモテるのと

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    castle 2010/02/04
    「美人のレンホーさんを事業仕分けの顔にした民主党が裸足で逃げ出す、命がけの政治パフォーマンスに惚れ惚れ。奇麗事ではない、これぞザ・政治映画。それでいて爽やかで、ユーモラスな感動ものに仕上げてしまう」
  • kaikaku7.jp – Bring your friends here

    カジノゲームは興奮度が高く、エンターテイメント性に優れています。また、ギャンブルにはリスクがつきものですが、リスクがあるからこそスリルや刺激に満ちているのです。テーブル上で人間の運命が左右される様子を見ることができるのも更なる魅力ではないでしょうか。このような少し狂気的な魅力に、大胆で劇的な映画の演出が加わると、これまでとは異次元の高揚感を感じることができます。

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    castle 2009/12/23
    「台湾史上歴代一位の大ヒット作。12月26日(土)」
  • 超映画批評『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中)

    『海角七号/君想う、国境の南』90点(100点満点中) Cape No.7 / 海角七號 2009年12月26日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開! 2008年/台湾/130分/カラー/シネマスコープ/Dolby SR/配給:ザジフィルム、マグザム 監督・脚:魏徳聖(ウェイ・ダーション) 音楽:呂聖斐(リュ・ションフェイ)、駱集益(ルオ・ジーイー) 撮影:秦鼎昌(チン・ディンチャン) 出演:范逸臣(ファン・イーチェン) 田中千絵 中孝介 林暁培(シノ・リン) 全日人がみるべき作品 『海角七号/君想う、国境の南』という映画を考えるときもっとも重要なポイントは、「この映画台湾で爆発的にヒットした」(同国映画としては史上一位)という事実である。 ミュージシャンの夢破れ、故郷に戻ってきた青年(ファン・イーチェン)は、郵便配達のバイト中、あて先人不明郵便を発見する。それは日統治時代

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    castle 2009/12/23
    「台湾で爆発的ヒット」「手紙のあて先探しとコンサートに向けての必死の練習。クライマックスの感動はものすごい」「(台湾の人々は)それでもなお、日本に期待し続けている。この事実を、多くの日本人は知らない」
  • 超映画批評『ティンカー・ベルと月の石』70点(100点満点中)

    『ティンカー・ベルと月の石』70点(100点満点中) Tinker Bell and the Lost Treasure 2009年12月23日(祝・水)ロードショー 2009年/日/カラー/81分/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ 監督:クレイ・ホール 脚エヴァン・スピリオトポウロス クレイ・ホール 声の出演: メイ・ホイットマン ジェシー・マッカートニー アンジェリカ・ヒューストン ルーシー・リュー 幼女と労働者に向けたアニメーション 案外盲点であるが、幼児向けの映画というものは、幼児だけが見るものではない。 幼稚園児がクラスメートと手をつないで映画館までやってくることは(たまにはあるかも知れないが)まず無いわけで、通常は親御さんが一緒にやってくる。そこで目ざとい業界人は考える。子供が見たがる映画を作れば、親の人数分よけいに儲かる、と。ここまではよくある話。 だが、商売よりも

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    castle 2009/12/23
    「目ざとい業界人は考える。子供が見たがる映画を作れば、親の人数分よけいに儲かる、と」「子供を楽しませながら、(同時に必ず見に来るであろう)親の世代にユニークなメッセージを伝える事はできないか、と」
  • 超映画批評『アバター』60点(100点満点中)

    アバター』60点(100点満点中) AVATAR 2009年12月23日(水) TOHOシネマズ 日劇、他 全国超拡大ロードショー 2009年/アメリカ/カラー/162分/配給:20世紀フォックス映画 監督:ジェームズ・キャメロン 製作:ジョン・ランドー 音楽:ジェームズ・ホーナー 出演:シガーニー・ウィーバー サム・ワーシントン ゾーイ・サルダナ スティーヴン・ラング ミシェル・ロドリゲス 凄い映画だが、その凄さが伝わることはないだろう 「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督、構想15年の大作「アバター」を見て思うのは、こういう作品を普通の映画館でみてもダメだな、という事だ。 下半身不随の重傷を追った海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)は、事故死した双子の兄の代わりに惑星パンドラに派遣される。そこで彼は、神経レベルでリンクする人造の肉体「アバター」を操り、パンドラの原住民と交流

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    castle 2009/12/23
    「人々は映画アバターを見ると「最初は気味の悪い、絶対友人になどなれないだろうと思った異民族」と、「あれれ、相手を知るようになったら意外といいやつだった」と感じられる疑似体験ができるようになっている」
  • 虚淵玄 on Twitter: "ンなこたぁどうでもいいから、思いつく限りの面白可笑しいシチュエーションをただひたすら150分の尺の中に詰め込んで、まして歴史考証なんぞは月の裏側にまで放置して、ハイこれ一本の映画でございと居直る蛮勇。マジすげぇ、パネェっすよタラさん!と震えてしまったのですよ。"

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    castle 2009/12/22
    「イングロリアスバスターズ:思いつく限りの面白可笑しいシチュエーションをただひたすら150分の尺の中に詰め込んで、まして歴史考証なんぞは月の裏側にまで放置して、ハイこれ一本の映画でございと居直る蛮勇」