タグ

ブックマーク / column.chbox.jp (36)

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 小泉首相「郵政解散」+日銀「量的緩和策継続観測」で日経100円上げ

    とりあえずは。報じられている通りIMFの05年日成長率1.8%への上方修正なんぞもあって、やけに堅調。一安心、というところなのだろうか。 それにしても、当に解散してやんの。参院は通るのではと思ってたら、あれよあれよという間に否決派がスイングをかけて否決してしまった。ある意味、構造改革がどうというよりアメリカ側なのか中国側なのかというあぶり出しになったような感じで、ここまでくると人権擁護法案もバランス役としての機能を失って無意味になっちまったな。 反対票を投じた22人が掲載されているが http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1328655/detail?rd 郵政にクローズアップがいってしまったがゆえに、衆院解散の煽りを喰って廃案になった61法案は語られずじまい。「共謀罪」を認める刑法・組織犯罪処罰法等改正案やら少年法改正案、放

    castle
    castle 2007/09/24
    「構造改革を継続する意思を示すことで海外からの支持を増やしたい件と、国内の親中反米派をあぶりだす件とを通じて、死に体の旧橋本派、それも経世会から続く自民党的体質の息の根を止めるための方便だったのかと」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 本当に技術が必要とされる現場にgeekがいない

    以前、ネットをふらついていたらこんな記事があった。 http://fragments.g.hatena.ne.jp/another/20051109/1131545150 伊藤直也氏というと、顔はゴツいけど著名で実力のあるネット技術者であり、彼をDISりに来た人がDISる前に「あー、どうせ俺もうだつの上がらないIT技術者ですよ」とか萎えてしまうほどの力量の持ち主である。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a2%a5%eb%a5%d5%a5%a1%a5%ae%a1%bc%a5%af だいたいそういう人は、技術的なモチベーションを維持しやすい最先端企業やサービスにいる。技術者が技術者同士切磋琢磨できる環境にあることで、最新の情報に触れ、最高のアイデアを実現できるポジションにいようとする動機があるのだろう。称賛されうる仕事で己の能力を十全に活かしたいとい

    castle
    castle 2007/03/06
    「geekとこれらの出遅れたビジネスとどちらが実社会に近く、世間様からお金を「売上として」頂戴しやすいかというと、出遅れたほうである。geekが得意とする分野は、新しい物好きで将来性で博打を貼る部分だ」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 喋りすぎるラスプーチンってのはどうなんでしょうね

    ちと気になったので。もちろん批判ではない。 http://www.business-i.jp/news/sato-page/rasputin/200702150011o.nwc 手嶋さんの文藝春秋での記事はともかく、その太鼓を叩いている佐藤さんが、文中で「仲介人の身元ぐらいは調べろ」と書いてしまうのはどうなんだろうという話である。うまく逝くと田中均氏が過信していた、という話を挿入しないと、あべこべな話になってしまうし、”相手の意向や素性を調べることはインテリジェンスの基”っていう文脈になりようもない。単純な話、仕事でコネのない企業に渡りをつけてくれるコンサルタントやエージェントを起用するときは調べましょうという以上の話ではない。 ぶっちゃけ田中均バーカという話であり、田中均氏の背後に誰かいる、そいつらに操作されてんだというネタだったとしても、手嶋さんが小説のなかで文字通り田中均は中

    castle
    castle 2007/02/19
    「むしろ、国内の治安対策で北朝鮮関連施設や朝鮮人系企業の摘発が進むかどうか、それに呼応する形での北朝鮮の外交アクションを遠巻きに見て眺めるという話のほうが、よほど本筋のような気がする」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 「若い奴は残業代ナシでも土日に仕事したい」@丹羽宇一郎・伊藤忠会長は失言か?

    丹羽宇一郎・伊藤忠会長が経済財政諮問会議で余計なことを言ったらしい。当にそんなことを放言したのか、経団連会長の光学メーカー屋よりタチが悪いなと思いながら議事録を見物に逝ったら、話の文脈がまったく逆で、驚いた。 これの件ね。 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2007/0118/shimon-s.pdf よく読んでみると、丹羽宇一郎氏の言ったこと、かなり内容が違う。以下、めんどうくさいので箇条書き。 ○ ”日はこの10年間で時給がわずか45円しか上がっていない。107%。諸外国に比べて断然低い。最低賃金を破る罰則規定も日は緩い。最低賃金法については底上げすべき”@8ページから9ページ ○ ”ホワイトカラーエグゼンプションは残業代支給制度などの柔軟性を持たせるもの。悪用された場合のセーフティーネットは準備すべき”@10ページ ○ 「

    castle
    castle 2007/01/31
    「技能のない海外労働者の無原則受け入れに近い議論だけは抵抗がある」「経営者は「いかに払わないか」を考え、払わない口実を社会的な観点で作り上げる」「労働者野党が労働基準法守らない企業を次々告発するしか」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - スクウェア・エニックスがRMT業界の監視状況を発表

    何とも奥歯にモノが挟まったというか。ただ、一定のところまで追跡はきちんとできていますよ、プラス、スクウェア・エニックスは取り締まりに力を入れていますよ、という内容にはなっておるような記事が以下に。 http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2007.01/20070119213120detail.html -- 4Gamer: しかし,そこまで掴んでいるとすると,スクウェア・エニックスとして違う側面に使ったりはしないのですか? 課税の問題や法令の問題など,RMTの周辺には現状いろいろ不透明なことが多いですよね。 Sage Sundi氏: うーん,まあ,税や法整備については,我々が率先して動けるところではないですからね。要請があれば,当然協力はするんでしょうけど。 -- ここまで来ると、奥歯にマモノが挟まった感じである。

    castle
    castle 2007/01/23
    「(デジタルデータの)財産権はどっちに帰属するのかという深遠な問題がそこには存在している」「貸与とした場合の価値と金利はどうなるのか、貸与されたデータが勝手に第三者間で善意で移動した場合(以下略)」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 貸金業問題は深い

    また微妙な話で恐縮だが、貸金業問題は今回の通常国会でもまた議論されることになるようなので、再勉強している。須田氏が取材を通じて得た事実を元に、様々な提言をしている新書を読んだりした。現場の状況はかなり良く分かってきているのだが、それの上位構造はいまだ分からないままだ。 『下流喰い―消費者金融の実態』須田 慎一郎・著 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063250/ バブル景気のときは、上位構造に都市銀行があって、あからさまに昭和の遺物的な事件師がいたり、政界のフィクサーがおられたり、霊的能力があるとされた料亭の女将が存在していた。あのころは私は学生だったので詳細は良く飲み込めていなかった。あとになって、「そういうことってありうるのか」という驚きをもっていろんなを読んでいたけれども、年を取ってある程度の世の中の仕組みが読み解ける

    castle
    castle 2007/01/07
    「政治がしっかりしないことには、問題の解決が進まない。広域暴力団や合法とはいえない高利回りの闇金融商品を通じて隣国の軍事国家に資金が流通して逝ってしまうかも」「これはもうだめかも分からんね」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『西遊記』のドラマがきっかけで、中国との文化ギャップが国際問題に

    靖国神社で揉めるよりは、この手の風刺による逆撫でが効果的であることが何となく分かりつつある。事件は、フジテレビが「視聴率を取るために、まじめにドラマをせっせと制作していたら、いつの間にか中国人を凄い勢いで挑発していた」というのが質であって、非常に味わい深いものがある。 あの名作「西遊記」が全く新しい2006年版「西遊記」として登場! http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/gokuu/index.html 中国人の感覚としては、西遊記は古典であって、それを忠実に再現しないというのはどうなんだという歴史認識のようなもんがあるようである。これは中国人からも聞いたが、概ねそのような感覚が心の中にあることは否定しないのだと言う。 で、それがフジテレビの手によって「まったく新しい06年版西遊記」などとファミスタのようなデフォルメを年版つきで放送されるのは耐え難いこと

    castle
    castle 2006/12/14
    「「それならダルいから中国の奴を題材にするのはやめよう」となるか「は? 何を言ってんの。お前のとこの政府の風刺に繋がるから中国の古典もじっちゃいかんのかよ。お前は俺のお母さんか。死ね」の二者択一」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 一部のオタクは「オタクはキモい」と言われて何故毎度毎度律儀に腹を立てるのか

    ここのところオタク文化がどうとかいう議論を良く吹っかけられるのだが、オタクを自称する人たちが概ね口にするのは 社会からの無理解 その無理解に立ち向かう俺たち 最近は市民権を得てきた 好きなことに集中して何が悪い といった趣旨の発言である。個人の自由で済む範疇であれば、何も文句をつける筋合いはない。好きにすればよろしい。だが、日には古来から伝わる”日陰者”という絶妙な名詞があるのだが、彼らのうちの一部はむしろオタクであることを誇りに思っている。正直、困ってしまう。自分たちの好きなものを聖域視し、それらのブツを否定されることを人格が拒否されたかのような過剰反応をする。 常識的に考えて、いまこのご時勢にエヴァンゲリオンについて熱く語る馬鹿や、赤ずきんチャチャがいかに優れたアニメであったかを他人の前で力説する阿呆が社会から理解されるはずがないだろうということを指摘すると激怒するわけだ

    castle
    castle 2006/12/12
    「無理をして他人と迎合しろというより、そのトピックスに関心がないとはっきり意思表示している人に対して、そのトピックスでしか話しかけなかったら不愉快に思われるだろう、という事実がある」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - こうやって見ると、ICT業界の流れは連続して見えるよな

    ちょっとモヤついていたものが文字で書かれていてスッキリすると同時に、そのモヤの向こう側にあったものも気づく瞬間は心地よいものであります。 この前のエントリーで「Mixiは荒れる前に有料サービスを腰で取り組むべきであった」ということを書いたら、坂多聞氏からこのように切り返されました。 NIFTY-Serve帝国衰亡史で占うmixi(ミクシィ)の行方 http://rblog-ent.japan.cnet.com/tamon/2006/10/niftyservemixi_e8fc.html あー。モヤついていたことを一行で書かれてしまったのでこれ以上私が語るべきことはありません。はい。 ついでに「栗原潔のテクノロジー時評Ver2」ではもう少し高尚な解説が。 ミクシィとYouTubeと「ゴリラ・ゲーム」について http://blogs.itmedia.co.jp/kuriki

    castle
    castle 2006/10/16
    「パソコン通信の崩壊に関する考察ってのは随分と応用の利く社会分析が可能な素材だったんだな」「ネット上のサービスはユーザーが放牧民族的に移動しながら市場形成」mixi:Web放牧民、blog:Web遊民、2ch:Webジプシー?
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 北朝鮮の「大人宣言」

    言うべきことのいくつかをすでにfinalvent氏に言われてしまったのと、アジア諸国の市場もある程度平静に極まるので、あまり言及するのもどうかと思いつつ一応。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/10/post_a94e.html 個人的には、先のミサイル発射問題と違って、今回の核実験は北朝鮮の「大人宣言」を各国が各々の感情を胸に静かに見守った、というのが実態だろうかと思います。代理実験ぐらいしているだろうし、そもそも実質的に核武装を行うだけのプロセスは完了していると見られていた分、心がときめくものもなかった、と。 ただし、安全保障としてどうなんだという面は別として、外交としてはセレモニー以上の動揺は起き得ますよね。ミサイル発射問題直後の国連を巡るつばぜり合い、七条に関する日中の対立と、アメリカの動き、結果として条文

    castle
    castle 2006/10/09
    「韓国は明日から同一民族である北朝鮮と連邦制を敷くことになりましたのでよろしくお願い申し上げます、とか言われたら国際社会はどう対処していいのか分からないわけです」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 死せる植草、イケてるブロガーを走らす

    もちろん植草氏は亡くなってないわけですが。 巷では、山昌広投手のノーヒットノーランに感動して寄せるコメント数よりも、ヨレヨレに打ち込まれて勝ち投手間近で降板させられヒルマン采配にブチ切れ暴言を放ち華麗に散った金村暁投手に対するコメント数のほうが多いわけです。暴言当日は、1,000に届かんかという勢いで書き込まれていた金村選手のブログでしたが、すっかり削除され、その後しおらしいエントリーが追加されたこともあって、やや沈静化しております。「今日、謝罪」というエントリーでは、コメント欄そのものが撤去され、秋の訪れを感じさせる今日この頃。美しい日語として「水をさす」という表現がこれほどしっくりくる事例はないのではないかと思いました。 http://satoru-kanemura.cocolog-nifty.com/ http://dragons-official.at.webry.inf

    castle
    castle 2006/09/25
    「人は「感動した!!!」というときはそれほどコメントに残さず余韻を楽しむ一方、何か「ふざけるな!!」と思ったときは居ても立ってもいられずブログに「バーカ」とか書き残すことが多い佐賀なのでありましょう」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - SEO業界についての住太陽氏の言説が笑える

    web系のMLで住太陽氏の記事が取り上げられて面白がられていたので見にいったけど、それほど間違ったことは書いてなかった。要は、通り一遍のことを「SEO業者は要らん」などの煽り文句と組み合わせて名前を売ろう的釣りだと思われるので、盛大に釣られてみる。もし、あの文章を真面目に書いているのだとすると相当寒いし。 http://www.motoharusumi.com/jobs/marketing/seo_and_search_marketing/10_steps_of_seo_and_inside_story_of_seo.html 文中にある「SEOの10のステップ」はまったく合意。というか、これができていないのにSEOをやろうとすると、思ったような効果が上がらないなどの事態に陥る。野球をするには、まず「バットの振り方」を基どおり覚えておきましょう、という意味合いにおいては完璧に正しい。

    castle
    castle 2006/09/17
    「結局、専門でやってないとノウハウは溜まらず、代理店を経由しないと大きな仕事が取れないという、普通の経済論理が働いてウェブ2.0(笑)どころではない」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 植草さん逮捕に思う

    人格や性癖はどうあれ、植草さんは特定の経済学的立場においては非常に貢献のあった人で、一連の事件や逮捕劇で彼の来の能力は何ら毀損されてはいない。 要は、経歴と能力とを兼ね備えることの大事さ。能力があっても経歴がうまく作れなければ能力を適切に活用してくれるコネを作れず、仮に経歴を作り上げることに成功したとしても、経歴を毀損する事件が起きるとそれの回復は困難である、ということになろうか。 経営者や投資家など自分の力に拠って立つ人間の場合、性癖がどうであろうが人間的に問題があろうが「稼ぎ」がその人の立場を形成するためダメージは小さい。上場企業の社長だったり上場を目指している場合なんかは問題あるかもしれないが、事業を営んで利益を出して適切に納税している限り、商売そのものを中断させられることはまずない。 性癖に問題のある経営者は数多く、同時に不適切な行為に手を染める誘惑も(金があるゆえに)たく

    castle
    castle 2006/09/15
    「要は、経歴と能力とを兼ね備えることの大事さ。能力があっても経歴がうまく作れなければ能力を適切に活用してくれるコネを作れず、経歴を毀損する事件が起きるとそれの回復は困難」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 「サイト(またはブログ等)を閉鎖してよかったと思いますか?」とサファリ問題

    2006年09月11日 05時20分 「サイト(またはブログ等)を閉鎖してよかったと思いますか?」とサファリ問題 以下の問いが、散漫に提示され、回答が寄せられているのを読んだ。 http://q.hatena.ne.jp/1157804585 -- 今までに個人サイトもしくはブログを閉鎖した方にお聞きします。ジャンルは何でも構いません。 サイト(またはブログ等)を閉鎖してよかったと思いますか? よかったと思う人も後悔していると思う人も数行その理由を書いてくださると助かります。 -- で、ふと思ったのがシナトラ千代子氏の記したサファリに関するエントリーである。 http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20060907/p1 シナトラ千代子氏は、ブロガーの属性を機能別に分けて解説しているが、私が上記質問とあわせて感じたのは「ブロガーの一生」である。機

    castle
    castle 2006/09/13
    「「枯れる」要因はさまざまだが、更新疲れや義務化、飽き、人間関係の負担といった従来程よく知られた要素とは別に、ブログの場合は「批判、批評」に耐えられなくなった、という事情もありうる」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 一連のフラクタルな独裁者に関する考察

    正直、もうどうでもいいんだが、物事には発展の段階に沿った、あるべき体制を組むことがトップには求められるのであって、まだ世の中が混沌としていて秩序がこれと定まっていない時期であれば、多少のやんちゃは許されるわけで。 ところが、ある程度周囲の知見も成長してきて、国際社会なり現実社会なりに認識されるようになってくると、そのような幼稚だったころの立論とは別に、表向きにあるべき体制を見せながら運営していかなければならなくなる。 うまくいくシステムは、その時期において先端であり最適であれば、爆発的に支持されることがある。しかし、一度その成功を甘受しいつまでも同じ体制、同じ考え方で進めようと思うと内でも外でもいろんな未知の軋轢が起きるようになる。 その時点では、ある特定の問題に対する対処として有効だった方法が、事例が積み重なり一般的な理解や解釈が進んで誰しもが事態を正確に認識できるようになってくる

    castle
    castle 2006/08/30
    「無能な隣人は迷惑であるし、有能な隣人は脅威である」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『私家版・ユダヤ文化論』内田樹・著

    文学界で連載していたのを飛び飛びで読んでた内容が、新書でまとまったと聞いて買ってきた。ちなみに、ついでに買ったのは『貧相ですが、何か?』@土屋賢二・著である。別に他意はない。 ユダヤ人問題はややこしいのだが、休日の読書として「そういえばレバノンはどうなっておるのかね」とニューズウイークに目を通すとそれのバックグラウンドを理解するだけで休日がまるまる潰れかねない勢いである。事実「ガス室はなかった」と打ってしまった雑誌が潰れていた。その潰した編集長は元気にやっているようだ。 ガキのころに親父がやってた豆電球屋の隣のオフィスがユダヤ商家で、鉄格子がある玄関というものを初めて見たのだが、その後、留学先や仕事で見聞きした話を敷衍してできあがった対ユダヤ人観みたいなものがいつでも揺らいでいるのに気づくわけである。 p92とか見ていると、保守的態度を取ってきた日人が、急速な近代化のバックラッシュ

    castle
    castle 2006/08/16
    「保守的態度を取ってきた日本人が、急速な近代化のバックラッシュを畏れてユダヤ人という「概念」を導入」「要は、己の窮地や不利を他人の利益によるものとすり替えておくと責任者は安全であるという政治的な動き」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『ゲド戦記』が不評のようなのに商売人根性が炸裂し興行成績は優秀な件についての考察

    始めに断っておくと、試写会は逝かず、公開後も作品は観てない。なので、作品がどうであるかは語れない。というか、仮に観ていたとしても亀田さんの世界戦同様、意味のないあーだこーだ論になるので書かない。が、その周辺は何となく分かる。表題は『ゲド戦記』になってるが、別にこれは『日沈没』@TBSでも構わない。起こしている構造は似ているようだから。 言いたいことは、昨今どうも「瞬間風速型大作志向」が炸裂してそうな点。これは、私の周囲で『涼宮ハルヒの憂』にハマった某汐留の広告代理店の人が、アニヲタ以外にもブームを広げようと一般人に対し私的に奨励したところ「つまらん」という一致した反応を受け挫折した件と好対照である。かつて、『air』だったか名作18禁ゲームの非エロ映像作品にハマってた中堅作家が、同様に周囲に奨めまくってウザがられたのと大差ない。特定の層にガッチリとした人気を確保したタイトルが、マイ

    castle
    castle 2006/08/07
    「話題を志向してコンテンツを消費する人たちにとってはそれについてあーだこーだ語れればそれでいいのである」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと

    判定に勝ったのは亀田さんで、負けたのは放送行政ということになります。 ここ二年、堀江氏が倒され、村上氏が潰され、三木谷氏がいろいろ取り沙汰されているのは何の目的があったのか、ある程度知見のある人であれば誰でも想像がつきます。我が国の重要な機能の一つ、テレビ局など放送業界を守るためでしょう。それも、アメリカ投資銀行経由や、タックスヘイブンを通して中国の資が日の放送業界の資を握って支配することに対して、官民一体となって敢然と抵抗しましょう、という話だったはずです。 ところが、日の捜査機関や情報機関が必死になって周辺事情を整理し、微罪でも何でもいいからとにかく摘発に漕ぎ着け、市場の透明性に先鞭をつけようとしている矢先に、今回の事件ですよ。 TBSは、三木谷氏からの買収に抵抗するために、各所調整のうえ、電通ほか各社からの資増強を仰ぎ、経営の独立性を確保する方向で努力してきたはずで

    castle
    castle 2006/08/03
    ヤラセイクナイ(・△・) で、ヤクザさんが裏にいたのん?
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 「日本は社会主義国」でどこが悪い

    最近、いまさらのように「日は社会主義国」とか「日は統制国家」という議論が旺盛になされているようだが。 ある程度、経済について詳しい人がいるなら、見方によっては「日が社会主義国的形態に近い」という議論が成り立つことぐらいは理解しているだろう。当たり前って言や当たり前の話だ。別にそれが正しいとか正しくないとか、議論としてどうだといった話に発展することは、まあヒマならいいんじゃねえの程度の認識だろうと思う。 んが、そこでの議論で必ず出てくる論旨で「55年体制は社会主義的」だから「日は社会主義国」であり「旧弊を打破し(有り体に言えば自民党政権を)改革しなければならない」といったもんが飛び出すわけである。 社会主義だろうが統制経済だろうが、制度的には民主主義であり、国民の選挙の結果自民党が選ばれ、議会制民主主義の精神に則って国家首班が決まってきたのもまた事実。民主主義的アプローチの結果

    castle
    castle 2006/08/01
    「そういう社会主義から資本主義へとか言ってる奴に限って、偽装請負で悪質な人件費削減で今期最高益とか言ってる経済団体のトップから金貰ってロジック組んでたりするんじゃねえの」
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『インターネットの法と慣習』(著:白田秀彰)

    白田氏は変人であるので、ずっと私のなかでは「まともなことも言える変人」というレッテルのまま来ていた。その白田氏が、hotwiredで連載してたもんに加筆して新書にしたというので読んでみた。 http://www.sbcr.jp/books/products/detail.asp?sku=4797334673 どっちかというと、ネット住人に対する挑発というよりはネットと法に関する四方山話の世界であって、特にこれといった結論の出ない内容を、おそらく白田氏が興味を持ったもん順に並べてひたすら書き連ねているという印象。 なぜそのような書き方であるかを類推しながら三度読みをしてみたのだが、要するにネットが既存の法の枠組みに合致させようにもあまりにも流動的過ぎて、出る結論も「あくまで過渡的なもので、暫定として」という但し書きが必要になるからだろうと思う。レッシグ氏の話をよりよく理解するための知識

    castle
    castle 2006/08/01
    「近所に一定の割合で「いつも家に居てゴロゴロしている無職の大人」がいて、それを改めて失業者という枠組みから切り出してニートというパッケージにして社会問題化させる、といった方法論に似ている」