トランプ前大統領と同氏の一族企業が不正に利益を得たとして訴えられた民事裁判で8日に証言台に立つ娘イバンカさんが、「子どもの面倒を見る人を手配するのが大変」だとして裁判での証言を拒否していたことにネットで批判が殺到している。 ニューヨーク州の裁判所のアーサー・エンゴロン判事は、同訴訟でイバンカさんに証言を求める決定を下したが、弁護士は「学校のある週の平日」に証言台に立つことは「不当な困難に直面する」と主張していた。 トランプ・オーガニゼーションの副社長を務める長男ジュニア氏と次男エリック氏は、被告として名を連ねているが、2017年にトランプ氏の大統領補佐官になるため一族の企業から離れたイバンカさんは時効を理由に被告になることは免れていた。 フロリダ州在住のイバンカさんは「ニューヨークで証言するためには託児所を見つけなければならず、不当な困難に直面する」と主張したが、判事はイバンカさんがベビー