数年前、私が勤めていた会社にも残業代がらみで労働基準局から指導・通達がはいったことがある。コンサルティング会社だったので「どれだけ多くの時間働いたか」、ではなく「どれだけ高い価値をを生み出しのか」で評価され、それに応じて賃金が支払われるというのは空気を吸うかのごとく当たり前の感覚であった。 が、度重なってのしかかる長時間労働に耐えかねた若手がどうやら、労働基準局に密告をしたらしく、あえなく行政指導の対象となり、はっきりは覚えていないが大体過去2年に遡って残業代を調査し、対象者に支払うこととなってしまった。 不幸にも当時現場を離れていた私は、その取りまとめ役となってしまい、夜な夜な若手を集めて、説明会及び、残業時間申請書なるものの作成させ、提出させるという後ろ向きなタスクフォースのリーダーに任命された。 説明会では、「生み出した価値に対して報酬を支払うという考えには何も変更はなく、今回の話は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く