政府は2日、新型コロナウイルス流行の経験を踏まえ、重大な感染症への対応をまとめた新たな「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」を閣議決定した。2013年に策定された計画を約10年ぶりに抜本的に改定した。
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政府は2日、新型コロナウイルス流行の経験を踏まえ、重大な感染症への対応をまとめた新たな「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」を閣議決定した。2013年に策定された計画を約10年ぶりに抜本的に改定した。
都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)で3選を目指すとみられる小池百合子都知事に頭の痛い問題が浮上してきた。葛西臨海水族園(東京・江戸川区)のリニューアルを巡って、地元住民や関係者から反対の声が噴出。神宮外苑の再開発に続き、小池都政にブーイングが飛んでいるのだ。 1989年に開園した同水族園は、今年で35年目。設備の老朽化やバリアフリーを理由に以前からリニューアルプランが持ち上がっていた。 建物はニューヨーク近代美術館を手掛けた世界的に活躍する建築家・谷口吉生氏の設計で、中でもガラスドームは同公園のシンボル的存在とあって、取り壊しには建築界を中心に反対の声が殺到した。ガラスドームの保存こそ決定したが、北側に位置する淡水生物館がある「水辺の自然エリア」に新たな水族館を建築する計画がまとまった。 開園前は埋め立て地で何もなかった同エリアだが、この35年で樹木が生い茂る都市部とは思えない自然
時はコロナ禍。「思いやりワクチン」と題して、テレビやネットなどさまざまな媒体で接種が推奨された。日本小児科学会は子への接種を躊躇する保護者に対して「子どもたちにも是非ワクチンを受けさせてあげてください!」とうたうほど、子どもへのワクチン接種も当然という風潮が高まった。疑う余地もない状況の中、接種後、何年も苦しんだ少女たちがいる。副反応の実態について紹介する。 「息できない」と玄関前で硬直(接種当時、中学1年の女子) 政府や行政から「思いやりワクチン」が推奨される中、2021年10月半ばに接種したのはBさんの中学1年(当時)の娘。Bさんは「同級生など周りで接種者が多く、『思いやりワクチン』としてうたわれていたので何の疑いもなく接種させた」と話す。 翌朝、娘が「苦しい」と訴えたものの、平熱だったので登校させた。しかし、すぐに早退し、自宅に帰ってきた娘は、「息ができない。寒い。足の裏が氷を張った
小林製薬(大阪市)の「紅麹(べにこうじ)」成分入りサプリメントを巡る健康被害問題は22日、同社が製品の自主回収を発表して2か月となった。サプリを摂取していた人の中には現在も腎機能が回復しない患者が複数いる。このまま回復せず慢性腎臓病に進行する可能性もあり、日本腎臓学会は今月、実態調査に乗り出した。(中田智香子) 【写真】記者会見で質問に答える小林製薬の小林章浩社長 名古屋市立大学病院に通院する同市内の40歳代女性は3月22日の小林製薬の発表を知って、サプリの摂取を中止。しかし、2か月たっても、腎機能の数値が正常値に戻っていない。 女性は腎臓の尿細管がダメージを受ける「急性尿細管障害」と診断された。腎臓は、老廃物が混じった血液を濾過(ろか)し、尿として体外に排出する。その通り道である尿細管は、体に必要なカリウムやリンなどの電解質を再吸収する。
朝日工業社(東京都港区)は、千葉大学から「コメ型経口ワクチン『ムコライス』」の製造プロセス管理を受託した、と発表した。 経口ワクチンは、注射ではなく口から投与するワクチンで、コレラやインフルエンザなどさまざまな疾病の予防に期待が懸かる。イネの種子であるコメは、タンパク質を大量にため込む性質がある。ムコライスは、タンパク質であるワクチン抗原を蓄積する遺伝子を組み込んだもので、常温で保存することができる。そのため、冷蔵施設が不要で、発展途上国や電力供給が不安定となる災害時に役立つ、としている。 朝日工業社は、植物工場での栽培ノウハウを生かし、遺伝子組み換えイネを最適な環境で生育する研究を行っている。ムコライスは同社と千葉大が共同で研究しており、実験室のレベルから、実用化を考慮した設備やスケールに拡大する際に課題が浮上したが、省エネ型LEDを使い、空調環境を整えることで克服したという。 ムコライ
茨城県つくば市で昨年4月、高熱を出して震え続ける当時3歳の男児について、駆け付けた救急隊がけいれんではなく緊急性は低いと判断し、搬送を見送った。男児はその後、けいれんで発症する急性脳症と診断され、重度の知的障害を負った。 【写真】「障害者を食い物にしている」ナースが見た訪問看護会社のあきれた実態 医師も眉ひそめる 家族は「搬送していたら、結果は違ったのではないか」と、今も苦しんでいる。市は第三者委員会を開き、当時の対応を検証中だ。 乳幼児は自分で体調の異変を説明しきれない。専門家は救急現場での判断の難しさを指摘し、訓練を積む必要性を訴えている。(共同通信=鶴原なつみ) ※記者が音声でも解説しています。「共同通信Podcast」でお聴きください。 ▽41度の発熱、がたがたと震え呼びかけに返答しない 2023年4月16日午前0時半すぎ、父親は隣で眠っていた当時3歳の健ちゃん(仮名)が「うー」と
病院内を巡回し、感染対策を確認しながら看護師に指導する小田原さん(右奥)(4月25日、福岡市中央区の九州医療センターで)=長野浩一撮影 新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられて、8日で1年となる。社会生活がほぼ日常に戻る中、重症化リスクが高い患者や高齢者がいる医療機関などでは気の抜けない日々が続いている。一方、人の動きは活発化し、5類移行後初めてのゴールデンウィーク(GW)は各地でコロナ禍前のようなにぎわいを見せた。(美根京子、山本光慶) 【グラフ】福岡市中心部のマスク着用率の推移…昨夏以降は2割ほどで横ばい状態 面会制限 4月下旬、福岡市中央区の九州医療センター。感染症対策の専門知識を持つ感染管理認定看護師、小田原美樹さん(45)が52項目のチェックリストを手に内科の診察室などを見回り、看護師らから感染対策の状況を聞き取っていた。警戒を緩めないため、週1~2回の巡回を続
実態調査報告書を財務省、国税庁、公正取引委員会、中小企業庁に提出する個人事業主・フリーランス、税理士たち(26日、東京) 実態調査の結果を発表する「STOP!インボイス」のメンバー(4月26日、東京) インボイス制度が昨年10月1日に導入されて半年以上が経過した。「STOP!インボイス」は、確定申告時期の3月22日~4月5日の2週間、「インボイス制度開始後における価格転嫁と確定申告に関する実態調査」を実施した。インターネットを通じた実態調査には、前回調査(昨年11月発表、回答者数約3000件)を大きく上回る7000件以上の回答が寄せられ、自由回答欄のコメントは4500件以上にのぼった【別掲】。インボイス制度に関連する調査としては国内最大規模だ。うちインボイス制度の中止・廃止を求める声は91・9%にのぼり、自民党の裏金問題がうやむやのまま幕引きされようとするなかでの実質大増税に怒りに満ちた声
遺伝子組み換えのお米にワクチン抗原を蓄積させて、常温で保管でき、注射ではなく口から摂取するコレラやインフルエンザのワクチン「MucoRice」(ムコライス)のワクチンプラットフォーム構築に向けた研究が進められている。 千葉大学の清野宏卓越教授らによる研究チームが開発中のムコライスは、コレラ、インフルエンザウイルス、RSウイルスを対象としたコメ型経口ワクチン。注射ではなく、粉末にしたものを水に溶かして2週間隔で4回投与する(飲む)というもの。基本的にお米なので、常温で保管できるため、冷蔵設備のない発展途上国や電気が途絶えた被災地域などに届けることができる。 2021年には東京大学と千葉大学によってそのヒトでの安全性と免疫原性が確認されているが、今回、開発の基本となる型「ワクチンプラットフォーム」の創出に向けて、千葉大学は朝日工業社と共同研究を進めることになった。植物工場で実績のある設備工事企
世界初※!紅麹(Monascus pilosus)の全ゲノムを解析 腎機能障害をもたらすカビ毒シトリニン※1生成不能を証明 -2020年10月1日 BMC genomics (Springer Nature)誌にて報告- 小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩)は、2016年にグンゼ株式会社より、食品素材“紅麹”に関する製造・販売事業を譲り受けました。以来、国内唯一の伝統的発酵法により製造した“紅麹”の機能研究、新製品開発、BtoB事業に取り組んでおります。今回弊社は、奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 金谷重彦 教授・データ駆動型サイエンス創造センター 小野直亮 准教授との研究において、紅麹菌“Monascus pilosusの全ゲノム”を世界で初めて明らかにし、結果を2020年10月1日 BMC genomics (Springer Nature)誌にて報告いたしま
たくさんの友人に囲まれ、充実したキャンパスライフを―。間もなく新入生を迎える各大学が友達づくりのサポートに力を入れている。背景には、新型コロナウイルス禍のマスク生活で人付き合いが苦手な若者が増えているとの見方がある。広島市内では、ゲームやスポーツで心理的な距離を縮めるなどの工夫が広がる。 今月上旬、広島都市学園大の宇品キャンパス(南区)であった新入生交流イベント。4月に入学予定の高校生たちと在学生が学科ごとに6人一組になり、「ある会議室からの脱出」と題した謎解きゲームに挑んだ。 最初は緊張気味で言葉少なだったグループも、協力してクイズを解くうちに会話や笑顔が広がった。松江市の常松茉留実(まるみ)さん(18)は「県外へ進学するので知り合いがいない。ゲームで仲良くなってインスタグラムのアカウントも交換できた」と喜んだ。 同大が入学前に交流イベントを開くのは初めて。卒業生から「友達がいたから専門
工場に勤務時に有害な化学物質にさらされて「化学物質過敏症」で退職を余儀なくされた男性が労災申請を認めなかった国の処分の取り消しを求めた裁判で、東京地裁は14日に労災と認める判決を下しました。 国の処分の取り消しを求めたのは「花王」の工場に勤務していた男性です。 男性は工場で1993年からクロロホルムなどを扱う検査業務をしていましたが、頭痛や目まいなどの症状に悩まされ、化学物質過敏症と診断されて2012年に退職しました。 男性が花王を相手取り2013年に起こした裁判では損害賠償請求が認められました。 一方、2013年から5回にわたって申請した労災申請については化学物質過敏症が業務に起因したものと認めらずに却下されていました。 今月14日の判決で、東京地裁は「遅くとも2001年6月頃までには有機溶剤中毒を発症していた」「業務の際、有機溶剤にばく露したことが原因であると認めるのが相当」と男性の訴
八丁味噌のブランド登録を巡る訴訟で、愛知県岡崎市の老舗業者の敗訴が確定しました。 【動画で見る】老舗が“八丁味噌”の名称を自由に使えなくなる…ブランド登録巡る訴訟 愛知県岡崎市の「まるや」敗訴確定 八丁味噌のGI=「地理的表示」保護制度を巡っては、2017年に近代的な製法を認める名古屋市の組合が登録され、愛知県岡崎市の老舗業者「まるや八丁味噌」が国に取り消しを求め訴訟を起こしていました。 一審の東京地裁は、提訴の期限が過ぎていたなどとして訴えを棄却し、二審判決もこれを支持しました。 まるやは上告していましたが6日、最高裁は上告を棄却し敗訴が確定しました。 まるやは2026年2月以降自社製品に「八丁味噌」の名称が自由に使えなくなりますが、確定判決は製品にGI登録品との混同を防ぐ表示をするなど、適切に対応すれば名称を使用できるとしています。
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