今朝より落合陽一さんの新連載『デジタルネイチャーと幸福な全体主義』がスタートします。近代以降、人間を人間たらしめると信じられてきた「知性」さえも、私たちは今コンピュータに移譲しようとしている。機械によって自己言及的に規定され続けてきた人間性の歴史を辿った上で、最新テクノロジーから予測される未来社会の思想的課題を描写します。 ◎構成:長谷川リョー 落合陽一『デジタルネイチャーと幸福な全体主義』 第1回 人間性の脱構築と7つの仮想未来 ネットワークという<巣>に棲みついた人間と機械の共進化関係 今回から新連載「デジタルネイチャーと幸福な全体主義」が始まります。 「デジタルネイチャー」とは、僕の初の単著『魔法の世紀』の最終章で使われていた言葉です。僕が博士課程の頃、場によるコンピューティングの実現によってもたらされる、ユビキタスコンピューティングの次に来るであろう世界観を考えていたときに浮上した
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