原発賠償 17道県で1千億円に 11月15日 22時22分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で被害を受けたとして、新たに北海道、青森、岐阜を加えた17の道と県の農業団体が、東京電力に対して賠償を請求し、請求額は合わせて1000億円を超えました。 JAグループなどが作る各地の協議会は、福島第一原発の事故の発生後、4月から毎月、農業や畜産の被害の損害賠償を合同で東京電力に請求しています。15日は、新たに、北海道、青森、岐阜の協議会が加わり、これまでで最も多い17の道と県の代表者らが、東京電力の本店で西澤社長に会い、賠償を請求しました。15日の請求は、肉牛の価格の下落といった風評被害分など328億円で、事故の発生からの請求額は合わせて1089億円になりました。協議会側によりますと、東京電力は当初、15日までの請求分は年内に支払うと約束していましたが、15日、東京電力から、金額の査定に時間がかか