テクノロジーカンパニーにおける競争優位性とは何なのだろうか、ということをちょっと考えている。ベンチャーやっている人からみれば自明のことだったりするのだろうが、大企業で働く立場でこんなことを考えてみるのも、まぁ、無駄ではない。 Webベンチャーにとってのテクノロジー Webベンチャーにおける競争優位性というものを考えると、Web業界に属していない僕からみると、どうもテクノロジーの寄与は限定的なのではないかと思える。もちろん組織内にイノベーションのエンジンを持っておくことを非常に重要なのだが、そこで重要なのはスターエンジニアによるハイレベルなテクノロジーではなく、良く組織化され、問題に対して複数人で効率的に取り組んでいくプロフェッショナルの集団、もしくは問題を効率的に処理できるプロデューサー的なポジションの人がどれくらいの厚みで存在しているか、という話なのではないか、と。プロデューサー的な話は