1月31日にモータースポーツの最高峰であるフォーミュラー1(以下F1)は、公式サイトで「グリッドガールの廃止を決定する」というオフィシャルコメントを発表しました。 この発表を受けて多くのメディアが「F1がレースクイーンを廃止」と報じていますが、これをすぐに日本のレースクイーンに当てはめるのは少し事情が違います。 今回のF1の決定はあくまでも「主催者が採用」した「チーム名と選手名のボードをグリッド上でかかげる」ための女性人員について廃止を決定した、という内容です。 この発表の中でF1のコマーシャル部門責任者のショーン・ブラッチス氏は「この習慣が(F1の)ブランド価値に共鳴するものではなく、現代の社会規範とはまったく矛盾していると感じています」と説明し大きな波紋を呼んでいます。 こちらも多くのメディアで「性差別による現代の社会規範との矛盾」ととらえられた記事があふれています。確かに現在F1の興
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