大分県の温泉地、別府の観光施設では数日前から地下から吹き出す蒸気の量が減ったため、観光客に人気がある蒸した料理を提供できなくなり、休業を余儀なくされています。旧正月・「春節」で多くの中国人観光客が訪れる時期だけに地元の関係者は頭を抱えています。 しかし、別府市によりますと、地下から吹き出す蒸気の量が、5日前から、突然、少なくなり、ふだんは100度前後に達する蒸気の温度も70度から80度ほどまでしか上がらなくなっているということです。 このため、工房では、蒸気を使って野菜などを蒸すことができなくなっており、休業を余儀なくされています。この工房では、これまでにも蒸気の量が一時的に少なくなることはあったものの、数日にわたるのは初めてだということです。 別府市によりますとほかの旅館などでは蒸気に変化はないということです。市ではこの施設で蒸気の量が減った原因を調べるとともに営業を再開させるために蒸気