実業之日本社は2月12日、イラストコミュニケーションサービス「Skeb」を運営する株式会社スケブの過半数の株式を取得し、子会社化したと発表した。スケブ創業者の喜田一成氏もTwitterで「全株式を総額10億円で譲渡する契約」と報告している。 Skebは、国内外から日本のクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストできる“投げ銭付お題募集サイト”。2018年12月に開設され、21年2月時点で総登録者数100万人、クリエイター登録者数約5万人、月間取引高約2億円の規模に成長。クリエイターを優先した利用ルール、最大13.6%の手数料などが好評で、案件の約20%が海外からの利用だ。 喜田氏によると、これまで1人で企画・開発・運営を行ってきたが、1人でのサービス維持が困難になるほど利用者増が継続しているため、実業之日本社による支援を受けたとのこと。代表は引き続き喜田氏が務め、4月よりエ