最近、新たなクルマの利用方法として「個人間カーシェア」が普及しており、利用者は50万人を超えるといいます。そうしたなかで、「クルマ持ち逃げ事件」が多発しているといいますが、どのような手口なのでしょうか。 個人間カーシェアで貸したクルマが知らない間に売却されていた? 個人間カーシェアリングサービスを介した「乗り逃げしたクルマを勝手に売却する」事件が2021年に入ってから未遂を含めて急増しています。 今までにない斬新で巧妙な手口とは、どのようなものなのでしょうか。 個人間カーシェアリングサービス最大手のAnyca(エニカ)で「クルマ持ち逃げ事件」が起こりました。 筆者(加藤久美子)の取材に協力いただいたのは都内に住むA氏とB氏の2人です。A氏は日産「GT-R」、B氏はメルセデス・ベンツ「Gクラス」をエニカで貸し出した際に事件に巻き込まれたといいます。 Aさん、Bさん2人の事件に共通する手口は「
![「クルマ持ち逃げ」被害多発! GT-Rを勝手に600万円で売却 個人間貸出からネット掲示板に盗難出品の実態とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a37a85314a3753664240c1d52ea587512782de43/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkuruma-news.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F06%2FDSC03202.jpg%3Fv%3D1622789443)