印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、中国・上海がロックダウン(都市封鎖)となり、「団購」という言葉が地元住民の間でよく話題になっている。団購とは、読んで字のごとく「団体購入」のこと。 中国の都市部では、集合住宅が非常に多く、防犯上の理由から高い壁で囲まれている。入口は数カ所に限られており、出入りが厳しく管理されている。ロックダウン下にあるそうした上海住民の食料調達手法の一つが団購である。住民が食料をまとめ買いして、住宅地の入口で受け取る。その上で、各戸に配って届けるというものだ。まとめて注文して、まとめて配達することで、人との接触をなるべく減らすための工夫である。 団購は、新型コロナが中国で最初に感染拡大した武漢で始まった。当時はま
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