はじめに オンプレミス環境とクラウド環境のハイブリッド構成、かつマルチアカウント構成で、VPCエンドポイントを1つのVPCに集約する作業を行いましたので、その概要をまとめました。 実際の構築では、構築手順が記載された記事を参考にしましたので、本記事では構成内容の説明に留め、実際の構築手順については参考にした記事を紹介します。 VPCエンドポイントの集約 集約構成は以下の通りです。各アカウントのVPCは、東京リージョンの想定です。 今回は例として、S3向けのインターフェース型VPCエンドポイントの集約にしました。以下の記事に記載されているSQSなどの他のサービスのVPCエンドポイントでも集約が可能です。(ゲートウェイ型は集約不可) 共通アカウントでRoute 53 Resolver インバウントエンドポイントとVPCエンドポイントを作成し、VPCエンドポイントを集約しています。 オンプレミス