本記事では、Go と MySQL を用いた REST API 開発を行なっていきます。ここ最近、アーキテクチャや設計、テスト、API、ログ管理、CI/CD を勉強してきて個人的に納得できる構成が構築できるようになったため、本としてアウトプットしたいと思いました。これから、API を作成しようと考えている方の参考になれば幸いです。
![Go言語でつくるREST API開発 2024年版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2cb7fb865dcd0e979bdf60372286143eda6835b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fres.cloudinary.com%2Fzenn%2Fimage%2Fupload%2Fs--496uNkiJ--%2Fg_center%252Ch_280%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYm9va19jb3Zlci81YmMwNTZhMmQyLnBuZw%3D%3D%252Cw_200%2Fv1627283836%2Fdefault%2Fog-base-book_yz4z02.jpg)
23/9/21追記:この記事を読む前に ついにGoチームから、プロジェクト構成に関するガイドが公開されました! 本記事を読んでくださることも大変嬉しいですが、ぜひこちらのガイドもご一読ください! この記事は何 Go言語を書いたことがある方も、興味はあるけど触ったことがない方もこんにちは。 Goに限った話ではないと思いますが、ガリガリコードを書いていて、あるタイミングで気になるのがプロジェクト構成(ここではディレクトリ構成の意図)ではないでしょうか? それを裏付けるかのように、Go界隈では以下のリポジトリが話題に上がることがあります。Star数すごいですね😇 リポジトリ名から公式感が漂いますが、そういう訳ではないのがミソです。 こちらのリポジトリ冒頭にも記載されていますが、次の点に留意する必要があるでしょう。 これは、Goアプリケーションプロジェクトの基本的なレイアウトです。これは、コアと
はじめに おはようございます、こんにちは、こんばんは、rks_hrkwと申します。 もう1月も終わりですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。 この記事はGo言語といえばの機能の一つである、ゴールーチン(goroutine)の入門記事となっております。 この記事は Go触ってみたけどまだゴールーチンは勉強してないよ Go触ったことないけどGoでの平行処理に興味があるよ という方向けです。 ※入門記事のため細かい箇所や複雑な箇所は説明を省いている可能性がありますご了承ください。 また、Goの環境構築については以下の記事をご参照ください。 tech-blog.rakus.co.jp 目次 はじめに 目次 並行処理って何? ゴールーチン ゴールーチンを書いてみよう 1行消す前の処理順 1行消した後の処理順 syncパッケージ sync.WaitGroup さいごに 参考文献 並行処理って何? 並行処
セキュリティオペレーションセンター と セキュリティ情報統括室 に所属。システム開発者(極) を目指すプログラマ としての活動と、セキュリティアナリストとして活動をしています。うさぎさんのぬいぐるみが相棒 こんにちは、くまさかです。 今回は、Go言語開発を支えるライブラリを公開しましたので、そちらの紹介記事です。 ちなみに今回の記事は、どうしてもGo言語寄りな話が少し登場します。 Go言語に関する説明は、本記事では割愛しますので、本記事を読む前や、読んだ後にGo言語自体を勉強したいと思った方は、IIJ Bootcamp で、僕が作成した Go言語入門コンテンツ か、Go言語 本家 Go tour をお試しください。 さて、では本題のライブラリ紹介です。 GitHub上では、l4go というところにまとめています。 https://github.com/l4go ライブラリの組織名を色々検討
package main import ( "fmt" "os" g "github.com/ddddddO/gdag" ) func main() { var dag *g.Node = g.DAG("ゴール(目的)") var design *g.Node = g.Task("設計") reviewDesign := g.Task("レビュー対応") developFeature1 := g.Task("feature1開発") developFeature1.Note("xxが担当") reviewDevelopFeature1 := g.Task("レビュー対応") developFeature2 := g.Task("feature2開発").Note("yyが担当") reviewDevelopFeature2 := g.Task("レビュー対応") prepareInfra
皆さん、新しいプログラミング言語を学ぶ時、どのように学習しているでしょうか? 私は4月に新卒でエンジニアになり、業務でGoを使うことになりました。その際、とりあえず公式チュートリアルであるTour of Goをやりましたが、その後にどうやって学習を進めれば良いか迷ってしまいました。 考えてみると、新しい言語を学ぶ際、毎回学習方法に困っている気がします。ネットでサンプルを探す、動画を見る、書籍を読む、などさまざまな学習方法があると思いますが、私は手を動かしながらいろいろなパターンを学んでいくのが好きです。 そこで今回Goを学ぶ際も、手を動かしてさまざまなコーディングのパターンを学習するために、ネットや書籍でサンプルを探して実践しました。 この学習方法は私にとっては楽しみながら続けることができて、他の言語を学ぶ際も今回実装したサンプルを使って学習しようと考えています! そこで自分と同じ様な悩み
フロントエンド用語を100秒で解説するチャンネルを作りました! よかったらチェックしてみてください! はじめに この記事は、Go言語を学び始めたばかりの人や、チュートリアルを読んで途中で挫折してしまったという人に向けて、Go言語の基礎的な文法を解説した記事です。といっても全てをカバーするのは大変だと思ったので、私自身が A Tour of Go を読んで難しいと感じた点をいくつかピックアップして書きました。今回の記事では、ポインタ・構造体・メソッド・インターフェースについて解説していこうと思います。 ポインタ A Tour of Go では、ポインタについて次のような説明をしています。 Go has pointers. A pointer holds the memory address of a value. (訳) Goはポインタを扱います。 ポインタは値のメモリアドレスを指します。
Go言語には、かなり初期から「Go Proverbs」と呼ばれるGoの格言集があります。 Go Proverbs 同サイトに記載されている格言は、2015年のRob Pikeの講演動画にもリンクされています。 日本語訳はいくらでもネットに落ちているので探せばすぐに見つかるでしょう。 銀座Rails#38の発表「TechRacho翻訳記事の裏舞台」の中でこのGo Proverbsについて少し触れたのですが、惜しくも途中で時間切れとなってしまったのでここで供養したいと思います。 【銀座Rails#38発表紹介】 @hachi8833 さんより「TechRacho翻訳記事の裏舞台」 Ruby/Railsの技術記事・海外の記事翻訳を継続的に公開されているTechRachoの担当者から、翻訳記事の舞台裏について発表頂きます(5/8) #ginzarails https://t.co/aaDkwbVS
TL; DR Goで秘匿値をログに出力しないようにする zlog というロガーを作りました。 以下、経緯や使い方の説明です。 背景:サーバーサイドにおけるロギングと秘匿値の問題 Webサービスを含む多くのサーバーサイドのサービスでは、サービスの挙動に関するログを出力・記録しておくのが一般的です。継続的にログを出力しておくことで、トラブルシューティングやデバッグ、セキュリティインシデントの対応や監査、性能改善の手がかりなどに活用することができます。ログに含まれる情報が多いほど問題を解決するための手がかりが増えるため、(限度はあるものの)なるべく多くの情報を掲載する、あるいは設定によって情報量を増やせるようにしておくと便利です。 しかし一方で、サーバーサイドで出力するのは望ましくない情報もあります。 認証に利用される情報:パスワード、APIトークン、セッショントークンなど、それを使うことで別の
https://go.dev/blog/package-names を訳してみる Introduction Go code is organized into packages. Within a package, code can refer to any identifier (name) defined within, while clients of the package may only reference the package’s exported types, functions, constants, and variables. Such references always include the package name as a prefix: foo.Bar refers to the exported name Bar in the imported pack
この記事は 3/27 に開催されたCAMPHOR- DAY内で発表した内容を元にした記事です。 アーカイブはこちら(共有してるスライドの画面が黄色くなっていることは終わってから知りました🥺) この記事では gomock や mockgen の基本的な使用方法から、 gomock の内部の動きまでを紹介します。この記事を読み終わったあなたは思わずgomock 完全に理解した と言っていることでしょう。 基本的にGoの文法を知っていればgomock自体を知らなくても理解できるような説明にしているつもりです。 この記事ではv1.5.0の仕様をもとに話しています。 golang/mock(gomock) とは go 公式が出しているインターフェース定義からモックの生成を行うことができるライブラリです。 生成したモックを扱うパッケージも含まれます。 この先の説明では gomock と呼ぶことにしま
They are popular and they are misunderstood. Containers have become the default way applications are packaged and run on servers, initially popularized by Docker. Now, Docker itself is misunderstood. It is the name of a company and a command (a suite of commands, rather) that allow you to manage containers (create, run, delete, network) easily. Containers themselves however, are created from a set
今の現場で初めてDDDに触れたので、よく採用されるアーキテクチャとしてレイヤードアーキテクチャを自分で0から実装してみました。 言語もよくセットで採用されているGoを採用してみました。 この記事の目的 0から実装して体系的にDDDとレイヤードアーキテクチャを学ぶ DDDに触れたことがない方にもわかりやすく説明する そもそもDDD(ドメイン駆動設計)とは 要約(引用)すると「ドメインの知識に焦点を当てた設計手法」です。 たとえば電子カルテのシステムを例に取ってみます。 電子カルテには患者情報や手術の予定、入院ベッドの空き具合などの概念があると考えられます。 医療関係者ではないソフトウェアエンジニアは実際につかうユーザー(医療関係者)が直面している問題やドメイン(領域)の概念、事象を理解することが必要です。 それらを理解し、ソフトウェアに落とし込む。落とし込み続けることを実践する開発手法です
パッケージの選定そもそも、どのパッケージを読んだらいいんだろう?という疑問があると思います。上記のパッケージを選定した方法を紹介したいと思います。 読むパッケージの選定は有志のメンバ数名で一緒に決めました。 まずパッケージのステップ数を見てスクリーニングしています。gocloc というツールを使うと以下のフォーマットで簡単にステップ数を確認することができます。 $ gocloc archive ------------------------------------------------------------------------------- Language files blank comment code ------------------------------------------------------------------------------- Go 21 7
1. 対象者 - go言語を使用している方 - 対象のプロダクトの可読性が悪いと感じている場合 2. 概要 ソフトウェアの品質を一定の水準に維持する方法には大きく、テストケースの網羅率を測定する方法とソフトウェアメトリクス(モジュールの依存度、ソースコードの行数、ネストの深さ、循環的複雑度.. etc)を測定する方法があります。今回は、これらソフトウェアメトリクスの内、循環的複雑度に着目してgo言語で実践する方法を紹介していきます。(go言語を取り扱いますが、概念自体は技術を制限するものでは無いので、他のプロダクトでも応用可能です。) 3. 循環的複雑度 循環的複雑度は、対象の関数やメソッドがどれだけ複雑さを持っているかを表す数値です。この循環的複雑度が高ければ高いほど、可読性が低く保守性が悪いコードである可能性が高くなります。 使用する技術によって、目安は変わってきますが、おおよそ20~
このうち、Cloud Funcionsと、AWSのLambdaはライバルのように言われます。実際機能的には似通っています。LambdaはHTTPのサーバーとして公開しようとすると、API Gatewayが必要なぐらいですね。 Cloud RunとFargateもライバルのように言われますが、Fargateは複数のコンテナを組み合わせたタスク単位で実行しますが、Cloud Runは単体のコンテナの実行になり、そこは少し差があります。 今回は、Go + Vue + Cloud Runでかんたんな管理画面を作ろうと思います。ストレージ側にもサーバーレスがあります。MySQLやPostgreSQLのクラウドサービス(Cloud SQLとかRDS)は、サーバーマシンを可動させて、その上にDBMSが稼働しますので、起動している時間だけお金がかかってしまします。一方、FirestoreやDynamoDB
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