貝毒が発生したことを知らせる看板=大阪府貝塚市の二色の浜海水浴場で2018年5月2日午後2時57分、望月亮一撮影 アサリやカキなどの二枚貝を食べると中毒症状を起こす「貝毒」が猛威をふるっている。毒が規制値を超えて検出され出荷を自主規制するケースは、瀬戸内海東部を中心に全国で昨年の2.5倍で、国によると2005年以降で最悪の状況だ。食中毒被害も出ており、各地の自治体が注意を呼びかけている。 食中毒で入院例も 貝毒は、二枚貝が有毒なプランクトンを食べて毒を体内にため込むことで発生する。加熱しても消えず、食べると手足や顔面がしびれ、呼吸困難などで死に至ることもある。 農林水産省などによると、今年の出荷自主規制は4月26日までに56件。兵庫県の播磨灘では同月、記録が残る1980年以降初めて、アサリとマガキから規制値を超える貝毒を検出した。
絶滅種、本格調査へ 絶滅したとされるニホンカワウソの目撃情報が栃木県那須町沼野井地区で相次ぎ、町民有志でつくる「なす魚類調査クラブ」(山田正美会長)がカワウソに詳しい専門家に協力を求め、本格的な調査に乗り出す。よく似た足跡も撮影されており、関係者は「本物ではないか」と期待している。 ニホンカワウソはイタチ科の哺乳類で、以前は北海道から九州の水辺に生息していた。しかし、乱獲や環境の変化などで個体数が減少し、環境省が2012年に公表したレッドリストで「絶滅種」と位置づけた。 目撃情報は同クラブ員によるもので、昨年8月に1件、10月に2件続いた。昨年12月にはクラブ員が川辺の土管の中で、ニホンカワウソとよく似た7センチほどの足跡を見つけてカメラで撮影した。
中国政府が、海岸沿いのあらゆる「事業関連」の干拓を止めることを発表しました。これはヘラシギ(絶滅危惧ⅠA類)を含む東岸の干潟に依存して東アジアーオーストラリア・フライウェイを飛ぶ数千万羽の渡り性シギ・チドリ類保全への大きな後押しになります。 この記事は元々Terry Townshend氏のブログ「北京でのバードウォッチング」に掲載されていたものです。 今週政策の変更を報じる二つの英文の記事が、中国のメディアで発表されました。中国最大の新華社通信社とチャイナ・デーリーです。重要なのは、後者は中国政府の国務院のホームページに掲載されたことで、この新しい政策が高いレベルからの支援を受けていることを示しています。 記事は国家海洋局(SOA)主催の2018年1月17日の記者会見で発表されたもので、SOAの副局長Lin Shanqingはこの新政策の幾つかの重要な要素の概要を説明しました。 第一に政府
関西で「肉」と言えば当然のように牛を指すが、文献をめくると、その端緒は鎌倉時代にまで遡(さかのぼ)る。 鎌倉時代の終わりに描かれた『国牛十図』。当時の国産牛の特徴が記された巻物だ。 特徴といっても、あくまで農耕用。「腰背ともども丸々として頑健である」(但馬牛)といった記述のみで、味わいについての記載はない。少なくとも表向きには牛肉食は禁じられていたからだ。 序文に「馬は関東、牛は西国」と書かれているように、『国牛十図』には「西」の牛が多く登場する。 先に挙げた「但馬牛」のほか関西圏からは「丹波牛」「河内牛」など。そのほか九州や北陸の牛も挿絵つきで紹介されている。 文字情報で出雲、石見、伊賀、伊勢の牛にも触れられている。 実は東日本にも、古くからの在来種として南部藩(岩手、青森、秋田各県の一部)の南部牛もいた。現代の短角牛にもつながる名血統だが、『国牛十図』には描かれていない。「牛は西国」な
京都市下京区の鎌倉時代前期の屋敷跡内から、馬を1頭丸ごと埋葬した跡が出土した。調査した公益財団法人元興寺文化財研究所(奈良市)によると、馬の埋葬遺構が平安京の域内で見つかるのは初めて。発掘された場所は、源氏にゆかりの屋敷跡でもあり、同研究所は「源氏につながる武士が埋葬した可能性が高い」としている。 調査地は平安京左京六条二坊十四町にあたり、後白河法皇の近臣として活躍し、「平家物語」にも登場する宇多源氏(うだげんじ)出身の源仲国(なかくに)の屋敷跡があったことが分かっている。 マンション建設に伴い約250平方メートルを昨年調査したところ、東西2・1メートル、南北1・2メートル、深さ36センチの穴から馬1頭の頭部や前脚、後ろ脚の骨が体形に沿うように出土。一緒に出た土器から鎌倉時代にあたる13世紀前半に埋葬されたとみられる。 体の右側を下に埋められ、頭を西方向にして顔は南を向いていた。胴体部の骨
鳥類の中には非常に高い知能を持つ種類がおり、オーストラリア北部の猛禽類は山火事に乗じて獲物を捕らえるだけでなく、木の燃えさしを拾って火事を拡大し、獲物をあぶり出すことも判明しています。カラスも道具を使うなど非常に知能の高い鳥として知られていますが、オーストラリア北部のカラスは、「毒を持つ外来種のオオヒキガエルを、毒を防ぎつつ食べる」という高度な技を身につけているそうです。 Clever crows have learnt how to make a meal of cane toads - Australian Geographic http://www.australiangeographic.com.au/topics/wildlife/2018/01/can-crows-eat-cane-toads カラスはカラスは道具を使う知能の高さに加え、環境の変化に適応して自分の有利になるよう
2週間ほど前に、家のすごい近くでヒヨドリが甲高い声で鳴いているのが聞こえたので、ちらっと見てみたら、庭の松の枝にヒヨドリのヒナが3羽いました! 多分、巣立ったばかり(巣の位置は残念ながらわかりませんでした)。親鳥に警戒されないように近づいて、何とか撮影することができました。ヒヨドリのヒナを間近で見たのは初めて。 累卵の危、とはまさにこのこと・・・。涙ぐましい。 翌日には親鳥もヒナの姿もなく、心も千々に乱れたのですが、その時のヒナ(だと思うのですが)が1羽、同じ松の枝に今日戻ってきていました! 成長している。よかった。そして、人に馴れている。ほかの2羽はどうなったかな。やがてはうちに巣を作ってくれると嬉しいですね。カラスや猫から守るぜ! 余談ですが、「鵯合」(ひよどりあはせ)の次第は『古今著聞集』巻二十(魚蟲禽獣第三十)に詳しく描写されています。
これまで野生種と考えられていたプルツワルスキー(2016年1月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / GENYA SAVILOV 【2月23日 AFP】世界の野生種のウマは、すでに絶滅していたとする研究結果が22日、発表された。ウマの祖先の最新DNA分析に基づく系統樹の書き換えにつながる予想外の結果だという。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、地球に現存する最後の野生種と大半の人々が考えていた「プルツワルスキー(Przewalski、 モウコノウマ)」は、実際には所有者の元から逃げ出した家畜馬の子孫なのだという。 論文の共同執筆者で、米カンザス大学(University of Kansas)生物多様性研究所・自然史博物館考古学部門の学芸員のサンドラ・オルセン(Sandra Olsen)氏は「これは大きな驚きだった」と話すも、「結果は、生きている野生馬が地球上
秋田県内で今年度、ツキノワグマの捕殺数が前年度の1・7倍に急増し、推定生息数の6割弱にあたる817頭に上っている。自然保護団体が駆除の中止を求めているが、クマによる死傷者も2009年以降、最多の20人。住民の要請に応じた結果、捕殺数が増えたといい、県は人とクマの共存に頭を悩ませている。 ツキノワグマは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種に分類される。環境省によると、国内では九州で絶滅と考えられ、四国では絶滅の恐れがあるとされている。「日本熊森(くまもり)協会」(本部・兵庫県、会員・約1万7千人)は昨年10月、「根絶殺害に近い」と、秋田県の佐竹敬久知事に有害駆除と冬の猟の中止を強く求める要望書を提出した。熊森協会の森山まり子会長は「前代未聞の数でむちゃくちゃ。共存に取り組むのではなく、見つけたら殺さなあかんという流れがあまりに残念です」。 秋田での捕殺数は全国で群を抜く。環境
Winning and shortlisted images from this year’s competition, from awe-inspiring action shots to charming portraits, featured in a new book celebrating some of the best bird photography of the year Main image: Bird Photographer of the Year Awards 2017: Grey heron Photograph: @ahmadalessa.Com/Ahmad Al-essa Thu 31 Aug 2017 10.04 BST Last modified on Fri 29 Oct 2021 12.46 BST Pink flamingo feeding the
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