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ブックマーク / www.siesta.co.jp (26)

  • aozora blog: 2007年年頭に公有になる作家たち

    2007年年頭に公有になる作家たち 青空文庫は、新年1月1日に、著作権保護期間が切れる作家たちの作品を公開している。来年、2007年年頭に公開出来るようになる、すなわち公有となる作家たちのリストを、簡単な紹介とともにあげておく。青空文庫で作業が進んでいる作家も進んでいない作家もいる。出来れば、少しでも多くの作家の作品を新年に公開したい。 まずは、青空文庫で作業の進んでいる作家から。 作家名:会津八一 ウィキペディアリンク:「会津八一」 作業中の作品リスト:「会津八一」 簡単な紹介:美術史家、書家。代表作は、「鹿鳴集」「山光集」「渾齋随筆」。 作業進行状況:校正待ち作品あり。入力底としては、会津八一全集(中央公論社)が比較的入手が容易かと思う。 作家名:石川三四郎 ウィキペディアリンク:「石川三四郎」 作業中の作品リスト:「石川三四郎」 簡単な紹介:社会運動家。堺利彦、幸徳秋

  • aozora blog: 文化事情・ネットで文化遺産共有

    文化事情・ネットで文化遺産共有 「文化事情・ネットで文化遺産共有」 岡村久道 (国立情報学研究所各員教授・コンピュータ法) 『毎日新聞』2006.9.10 p26 以下、要約。 ・米グーグル、文芸作品全文、ネットで無料閲覧。8月30日正式開始。 ・図書館の蔵書デジタル化を推進する米国の非営利団体 OCA も、IT企業大手と提携して同様の著作権切れ作品デジタル配信プロジェクト「オープン・ライブラリー」。 ・欧州デジタルライブラリー ・日、近代デジタルライブラリー。02年より。12万冊以上。 ・「青空文庫」 ※OCA(Open Content Alliance )。 Yahoo!Microsoft、Adobe、HPなどが参加。 岡村久道。あんまし聞いたことない名前です。国立情報学研究所って何? (引用意訳)これまで、日でこの分野を開拓したのは青空文庫であった……って過

  • aozora blog: 【リンク】ウィキペディアとの関連づけ

    【リンク】ウィキペディアとの関連づけ 青空文庫の、芥川竜之介「羅生門」の図書カード、ウィキペディアの「芥川龍之介」、「羅生門 (小説)」の項目にみられるように、双方の関連する項目間にリンクをはっています。 この作業にあたって示した書式を、以下にまとめておきます。 「青空文庫からウィキペディアへのリンク」は、青空文庫の管理データベースに書き込む必要があります。 関連づけが望ましいものに気付かれた方は、reception@aozora.gr.jpにメールしてください。 「ウィキペディアから青空文庫へのリンク」は、ウィキペディアの「編集」機能を用いて、書き込めます。 ▼青空文庫からウィキペディアへのリンク 図書カードの「人物について」もしくは「作品について」から、ウィキペディアの人物名項目もしくは作品名項目にリンクする。 ・「人物について」からのリンク <a href="http://ja.w

  • aozora blog: 文化審議会文化政策部会「文化芸術の振興に関する基本的な方針の見直しについて(中間まとめ)」に対する意見募集について

  • aozora blog: 読売新聞に教えてやろう!(著作権の保護期間延長反対バナー)

    読売新聞に教えてやろう! 2006年7月23日の読売新聞一面に、「著作権 映画以外も70年/関係団体一致 「死後50年」延長へ」と題した記事が載りました。 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060723i101.htm これまでも自分のページには、延長反対のロゴを貼ってきましたが、関係団体の協議で70年延長が決まったといった書きっぷりのこの記事を読んでいるうちに、「もっとたくさんの人と、声をそろえて読売新聞に教えてやらなくては」との思いがつのりました。 http://hpcgi1.nifty.com/hongming/komorebi/wforum.cgi?no=1053&mode=allread 「著作権の保護期間を、これまでの作者の死後50年から70年に延ばすのは反対だ!」 この立場を共有できる皆さんに、延長反対ロゴの

  • aozora blog: 「全書籍電子化計画と青空の本の夢」

  • aozora blog: 青空文庫全部入り CD-ROM「蔵書5000」

    青空文庫全部入り CD-ROM「蔵書5000」 東京国際ブックフェアーの開催に合わせて、青空文庫の著作権切れ作品を全て収めた CD-ROM を、ボイジャーがつくってくれています。 2004年4月の「蔵書3000」、2005年7月の「蔵書4670」に続いて、今年は「蔵書5000」ができあがりました。 青空文庫は、2002年5月から、ファイルの作り方を変えました。 テキスト版の注記ルールを細かく定め、用意したプログラムで、テキスト版から XHTML 版を自動的に作る手順を決めました。 それまでの流儀で作りためてきた、およそ2000作品分に関しても、テキスト版の見直しと XHTML 版の作り直しを進めていくことにしました。 まだ完全ではありませんが、この作業が、9割方片づいています。 「蔵書5000」の収録作品数は、5350。昨年の「4670」から680作品増えた勘定ですが、水面下で進

  • aozora blog: 【入力/校正】電子翻刻の落とし穴

    【入力/校正】電子翻刻の落とし穴 青空文庫で底からのファイル作成を続けていくうちに、「これは意識しないとみつからない」と思われる、難物の存在に気付きました。 「電子翻刻の落とし穴」とでも呼ぶべきそれらを、以下にリストアップします。 なお、こうしたものについては、点検グループが意識してチェックするようにしています。 「ここまでできないと、入力や校正はできない」といった話では、けっしてありません。 ただ、難物情報も、力を合わせて進めてきた青空文庫の作業の成果。 これも共有できればと言う意図で、ここに示します。 ▼非漢字グループ ●平仮名「へぺべ」と片仮名「ヘペベ」 上の見出しの平仮名と片仮名、あなたには見分けがつきますか? 形の似た別の字が紛れ込みやすい OCR によるファイルで、最後まで生き残る可能性が高いのが、このパターンです。 片仮名の「ヘ」と「ペ」と「ベ」、平仮名の「へ」と「ぺ

  • aozora blog: もう一つの著作権の話 〜保護期間70年延長に向きあって〜

    もう一つの著作権の話 〜保護期間70年延長に向きあって〜 編集者やフリーライター、出版社の営業マンや書店人などを中心に、神保町界隈で2ヵ月に1回、「みみの会」という会合が開かれています。その「みみの会」の第77回会合に、青空文庫にも著作がアップされている白田秀彰さんが登場します。おもに保護期間70年延長に関連して、著作権についてのお話しが聞けるのではないかと思っています。プラス、富田倫生さんも登場し、著作権に関するふたりの丁々発止のやりとりが展開されるのではないかと期待しています。 この会合は、誰でも参加可能ですので、もしご興味のある方は以下のところを覗いてみてやってください。 ゲスト:白田秀彰氏(法政大学社会学部助教授) 日 時:7月7日(金)午後7時〜午後9時(受付は午後6時半〜) 場 所:九段社会教育会館4階 第1集会室 千代田区九段南1−5−10 最寄駅:地下鉄東西線、半蔵

  • aozora blog: 講談社オンデマンドブックス

    講談社オンデマンドブックス ブック・オンデマンドという技術を耳にしてから長い年月が経つ。で、それはどうなったんだろう? 出版社は在庫切れを無くすべく積極的にこの技術を採用しているんだろうか? 在庫を持たない、絶版なしの夢のテクノロジーはどこへいってしまったのか? 唯一、積極的にブック・オンデマンドを取り入れている出版社として新潮社がある。ウェッブの書斎では新潮社のオンデマンドを買うことができる。 と、自分の知識はそこまでで、その知識もいったいいつ仕入れた情報なのかもわからないほど昔のこと。その後、ブック・オンデマンドがどうなったかなんて、まったく注目していなかった。 ここにもう一つブック・オンデマンド・サービスがあることを最近知った。講談社、小学館、富士ゼロックス、マイクロソフトが出資して設立したコンテンツワークス株式会社のブック・オンデマンド。その中の「BookPark」では、主に文芸

  • aozora blog: 「音声化された青空文庫リンク集」更新

    「音声化された青空文庫リンク集」更新 ありゃりゃ、コメントができない。 てなわけで、恐縮しながらこちらに書きます。 「音声化された青空文庫リンク集」 ひとつ前のagさんの記事を受けて、さっそく「フジポッド文庫」を追加し、さらにポッドキャスティングを色々と追加してみました。 佐々木健さんの「STORYTELLER BOOK ポッドキャスティング by 心尽」では、私が訳した「赤毛連盟」の配信が始まったみたいで、とっても恐縮です。あわわ。そういえば、光文社文庫で日暮雅道さんの新訳シリーズが刊行されていますね。私は講談社青い鳥文庫(以前は講談社KK)に入っている訳が好きだったので(というか日でいちばんまともな訳だと思っているので)、ちょっと期待しています。 アニメ「アイシールド21」の佐竹役(蛭魔妖一に脅されて助っ人するバスケ部員)で活躍中の河野清人さんは、「北極星号の船長 医学生ジョン・マ

  • aozora blog: フジポッド文庫

    フジポッド文庫 フジテレビのポッドキャスティング・サービス「フジポッド」の中の「フジポッド文庫」では、青空文庫のテキストを使って朗読が行われている。読んでいるのは、フジテレビの現役アナウンサー。 「注文の多い料理店」 菊間千乃アナウンサー 「どんぐりと山」 田代尚子アナウンサー 「さるのこしかけ」 木幡美子アナウンサー 朗読を聞くには、ここにある「フジポッド文庫」コーナーの「RSS Podcasting」アイコンをiTunesにドラッグ&ドロップするだけ。そしてiPodに転送。 やっぱり現役アナウンサーだけあって、なかなか素晴らしい。通勤時間に聞くには最適かも。できたら長編作品も、章ごとに区切ってポッドキャスティングをやってくれたらいいんだけど。 ★この文章を書いた人→ag★こんな時間に→2006年04月20日 13:13 ★トラックバック

  • aozora blog: 著作権保護に関して思う事

    著作権保護に関して思う事 宮崎駿作品は、実は「風の谷のナウシカ」以来見ていない。ナウシカまで(「カリオストロの城」「未来少年コナン」など)でパターンが決まってしまったと思うからである。ナウシカの併映(添え物といった方がよいか)で「名探偵ホームズ」を2立てで上映していた。久しぶりに映画版のホームズをDVDで見て、著作権の保護について思ったことを書いてみる。 初めにお断りしておくが、私はスタジオジブリの中でもこの「名探偵ホームズ」が特に好きである。改めて見た映画版は、今見ても当時の感動を思い出させてくれた。何回、映画館に足を運んだか覚えていないが(5回は行ったと思う)、ナウシカよりもホームズを楽しみにしていたほどだ。以下、苦言というか苦情のようなことを書くのであらかじめお断りしておく。 テレビ放映版と映画併映版を比較すると、すぐに気付くことがある。下宿の主人の名前がエリソン夫人になっており

  • aozora blog: もしインターネットが世界を変えるとしたら

  • aozora blog: 図書館の使い方〜分野別リストの感想に代えて〜

    図書館の使い方〜分野別リストの感想に代えて〜 電子化された情報が利用出来るようになってから、底探し等で図書館をよく利用していたが、電子化される前のことを少し思い出してみたい。 図書館の利用法には二つあると思う。 一つは、目的の資料を効率よく探し、情報を集めることである。電子化される前には、該当図書を探すには、あの図書カードボックス(大抵は木製のカードケース)を著者別に探したり、図書の読みで探したりした。効率はあまりよくなかったと思う。電子化されたことで、目的の書籍を見つけることは大変に楽になった。書庫にある書籍の利用率があがったという話を聞くが、電子化情報の検索が容易だからだろう。 もう一つは、あまりはっきりとした目的もなく、面白そうな書籍を探すことである。開架の書棚をぶらぶらと見てあることである。電子化される前には、こういう利用法が多かった。だから、開架のない国会図書館は、図書館

  • aozora blog: 【画像】底本にある画像要素をどう取り扱うか

    【画像】底にある画像要素をどう取り扱うか 底の画像要素の取り扱いに関しては、工作員作業マニュアルが大まかな作業方針を示している。 画像を組み入れる際、入力テキストにどう注記するかについて、マニュアルは「[#写真入る]」といった例を示すにとどめている。 作業方針の細部が示されていなかったため、処理実績にはばらつきが生じていた。 こうした実態を踏まえて、青空文庫メーリングリストの「[aozora:5223] 画像の注記」チェーンで、形式の統一について話し合いがもたれた。(落着点は、[aozora:5243][aozora:5244]と思われる。) 公開ファイル作成にあたって、画像注記をxhtml版中でどうタグ処理するかについては、点検グループ内で話し合って、[[xhtml組み込み用画像ファイル名の付け方]]などのメモをまとめ、これらにそって処理してきた。 これまでのこうした流れを踏まえ

  • aozora blog: 知的財産基本法の施行状況に対する意見募集

    知的財産基法の施行状況に対する意見募集 「知的財産基法の施行状況に対する意見募集」が行われているようです。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/051216comment.html 2006年1月6日(金)午後5時が締め切りです。コメントは以下のフォームから、 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/comment2_f.html みなさま、どうぞコメントを寄せてください。 具体的に関係のあるそうな箇所を引用してみる。知的財産推進計画2005(2005年6月)(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/050610.html)からの引用である。 「コンテンツビジネスを飛躍的に拡大する」から ーーーーーーーーーー 4. コンテンツ流

  • aozora blog: インターネット図書館 青空文庫

    インターネット図書館 青空文庫 青空文庫ができました。 http://www.harushobo.jp/2005_11_01.html ●bk1での購入はこちらへ ●amazonでの購入はこちらへ 来週の中頃には書店に並ぶんじゃないかと思います。 これで、著作権の保護期間70年延長について、少しは話題になってくれればと願ってます。 ★この文章を書いた人→ag★こんな時間に→2005年11月10日 15:41 ★トラックバック ご出版おめでとうございます!  *** 花束 *** 先日、はる書房さんに郵送をお願いしました。 届くのが待ち遠しい地方人です。 Posted by: 地方人 at 2005年11月10日 20:03 ありがとうございます! たしかに大きな書店でしか並ばないかもしれません。 そんなときは、 http://www.amazon.co.jp/... あ

  • aozora blog: 紙の本でないとダメですか?

    紙のでないとダメですか? NHKラジオ第1/ラジオほっとタイム「いきいきホットライン」 「楽しんでいますか? 活字文化を」 ──紙のでないとダメですか? 変わる活字事情── 10月3日(月)ゲスト:松田哲夫(電子書籍会社社長) 二足のわらじ。活字・紙のを編集したくて筑摩書房に入る。紙のを出版して30数年になる。を読むツールがちがうだけ。いろんな読書の機会があると考えれば、たのしみが増える。紙のと電子のは敵対するものではない。視聴者からは「紙にかぎる。文学はとくに」「装幀に心ひかれる。は手でふれるもの」など“紙”派の声が多い。 長期旅行・入院、通勤途上、かならずしも装幀や手触りを必要としない読書もある。読者の想いは大事にしたいが。電子書籍はコンパクト。ちょっとまえの文庫は文字が小さい。あらゆるが大活字になる。内蔵している書棚がある。パソコン経由。いつでも呼び出

  • aozora blog: 青空文庫のほん

    青空文庫のほん 青空文庫を出そうと考えてます。 なぜそんなことを思ったかというと、昨年の東京国際ブックフェアで「azur」の説明したとき、8割方の人たちが青空文庫の存在を知らなかったということがひとつ。そして、著作権の保護期間が70年に伸びようとしているのに、それを世間一般のほとんどの人が知らないということがふたつめ。 東京国際ブックフェアというところは、少なくともの好きな人たちが足を運ぶところだと思うんです。ところが、そんな好きな人たちのほとんどが、コンピュータを持っていない、または持っていても使いこなせていない人たちだったような気がしたんです。 とすると、そんな人たちに向けて青空文庫を知らしめるには屋でしかない、を作るしかない、ということを無謀にも考えるにおよび、どうしたら青空文庫の企画を通せるかとここ1年ほど苦心してました。 別に、何も知らない幸せな人たちに向けて、わ