母よ……! 親戚の葬式で子供の書いたライトノベルを配るな……! TPO考えろ……!
![どこにも書けないのでここで言わせてくれぃ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)
英語版『涼宮ハルヒの憂鬱』(ハードカバー版の表紙) 日本のライトノベルの北米市場での戦歴はかんばしくない。ごく一部の例外を除いて敗戦続きと言ってよい。そんな不名誉な記録を塗り替えるべく谷川流原作の第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』が今年アメリカで発売された。 涼宮ハルヒは日本において注目度の高い作品なので日本の各サイトで翻訳版の話題はすでに何度も取り上げられている。私のこの記事はいわばその続報と思っていただければよい。 まず米国アマゾンのカスタマーレビューの翻訳から。 Amazon.com: Customer Reviews "The Melancholy of Haruhi Suzumiya, Vol. 1" 6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 ★★★★★ ハルヒ、ライトノベル Anton D ニューヨーク、アメリカ ハルヒファンとこの素晴らしいシリーズを最近
21日付エントリで、私は、90年代的「萌えオタのルール」「セカイ系のルール」と00年代的「中二病のルール」を、図表化して対比してみました。 どういう「意味」を持つのか整理できてない、と21日には書いたけれど、こうやって図にしてみると、多少いろいろなものが見えてきます。それをちょろっと書いてみましょう。 『ゼロ年代の想像力』のテーマに対する、とくめーの回答みたいなエントリになってしまいました。 90年代的なものとゼロ年代的なものを比較する(09,06/22版) 90年代的作品の傾向 ゼロ年代的作品の傾向 ムーヴメント 90年代葉鍵系ブーム 90年代セカイ系ブーム 00年代異能バトル系諸作品 原風景 能天気な80年代 バカ騒ぎのバブル バカ騒ぎのバブル 暗い90年代 暗い90年代 空虚な00年代 ベースとなった文化 サンデー・少女漫画 アニメ・ブンガク ジャンプ・新本格 ファンの世代 オタク第
ベストセラー小説家・西尾 維新の伝奇小説『化物語』が、7月から新房昭之監督・シャフト制作という豪華なタッグでアニメ放映されることが決定した。そこで今回はアニメ化記念! 『化物語』の原作者・西尾維新先生に直撃インタビューして、アニメ放映直前のご心境を伺ってきました。(後編はこちら) 「怪異」と呼ばれる不思議な何かに出会い、普通とは違う身体を持つようになった高校生・阿良々木暦(あららぎ こよみ)は、ある事をきっかけに、クラスメイト・戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)の秘密を知ってしまう。彼女もまた「怪異」にまつわる悩みを抱えていた為に、阿良々木は彼女に協力を申し出たのだが……。 ■”化物語”という素材をアニメスタッフさんがどう調理するのか、乞うご期待です ――アニメ化を初めてお聞きした時のお気持ちはいかがでしたでしょうか? そもそもアニメ化の話は立ち消えることが多いので、『また西尾を騙
上中と出て早2年半、下はいつ出るんだデビル17 7年もの間悪役が美女はべらせて笑ってるシーンで止まってる星くず英雄伝 革命未だ成らずに11年半の蓬莱学園の革命 もう15年経ってて作者も忘れてそうな灼熱の竜騎兵 まだまだあるなあ……ハハハ
最近発売された「オタク成金」という本であかほりさとる氏のラノベ論がいろいろなところで話題を読んでいるようなのですが、現在絶賛再読中の「セイバーマリオネットJ」6巻と7巻の後書きに、作家を目指している人への苦言のような形で今回話題になっている部分とほぼ同じようなラノベ論が展開されていたので、需要があるかどうかわかりませんが紹介してみます。 「Half Moon Diary」さんの記事で引用されている部分では「ライトノベルのSF化」の項目にあたる部分なのですが、10年以上前に同じ問題について危惧を声明していた、というのはいろいろな意味で面白いかなあと。自分は「オタク成金」を読んでいないので的外れかもしれませんが、こちらはあかほり氏本人が自らの筆で書いた文章なので、興味のある人は読んでみると良いかもしれませんっていうかむしろ皆に「セイバーマリオネットJ」読めばいいと思う。(←これは単純に私が好き
「ライトノベルに携わる人々は今一度「風と共に去りぬ」を読むといい」を読んだ。 要約すると、「ライトノベルは読みやすさを重視するあまり、小説本来の魅力である苦みを軽視している。それでは読者に飽きられてしまう。だから、たとえば『風とともに去りぬ』に学んで小説本来の魅力を勉強するべきだ」という内容。 まず、id:skerenmiが既に書いていることだけれど、「暗さや苦さや重さが作品中で重要な役割を果たすライトノベル」はふつうに存在します。 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) 作者: 桜庭一樹,むー出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 847回この商品を含むブログ (501件) を見る ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫) 作者: 古橋秀之,前嶋重機出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2000/01/0
『オタク成金』(→感想) を読むと、あかほりさとる が、まるで90年代ライトノベルの代表のように錯覚してしまうけれど、あかほりさとる は、ライトノベルの中ではかなり異質な存在だと思ってます。あかほり は、ライトノベルの本流にあたる『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ』の影響をさほど受けてるようには見えず、また、あかほり の改行バリバリの独特な文体をあたかもライトノベルの特徴のように書かれているけど、それは、ライトノベルの特徴ではなく、少女小説の特徴だっ!! あかほり が作家デビューした1989年は、オタク向けのアニメの放映本数が激減していた「アニメ冬の時代」。ライトノベルも 80年代中頃までは、アニメの影響を受け、ノベライズも盛んに行なわれてましたが、80年代後半になると、アニメに代わって TRPG や RPG の影響を強く受けるようになります。1988年に創刊された 角川スニーカー文庫や
話題のこの本。読んでないんだけど、読んだ人が書いたものから類推しつつ。 アフタヌーン新書 005 オタク成金 作者: あかほりさとる,天野由貴出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (34件) を見る クラスに40人いたら、本を読む人間は5人しかいなくて、残りの35人でも読めるものを作ろうっていうのが始まりだった。そのために意図して行間あけてスカスカにしてたのに、それをまたギッチリにしちゃってさ。だから、また40人中5人しか読まない小説になってしまった。 うーん、それをやったのはあかほりさとるだかなんじゃないかと思ってしまった。 ライトノベル黎明期しかしらないのですが、(ライトノベルというかわからんけど)銀英伝とかさ、海外のD&D小説なんかの翻訳(ドラゴンランスとか)からロードス島が出て
「オタク成金」を読んだのですが、こんな箇所がありました。 「俺、今の肩書、漫画の原作者なんだよ。ライトノベル作家じゃないの。今、ライトノベル書かないから。なぜかっていうと、非難してんの。ライトノベルじゃ喰えないから。業界そのものが危ない」 ライトノベル業界の危機についてはいろんなところで議論されていますが、かつて一時代を築いたあかほり先生の言となると見逃すわけにはいきません。 先生は業界が危ない理由として、以下の2つをあげています。 1)ライトノベルのSF化 「難しくなっちゃったんだよ。 今、ライトノベルと呼ばれている分野は、ある程度の共通言語がわからないと、理解できなくなっちゃった。せいぜい『ハリー・ポッター』がわかるとギリギリわかるかなと。SF化が進んで、一部の人間しか読まない分野になりつつある」 ここでいうSF化というのは、先鋭化が進んでマニア以外がついて
シリアスめの作品でデビューした作家や、数回連続でシリーズ打ち切りを食らった作家が、突如として萌えラブコメを書きはじめること。あるいは新シリーズの表紙イラストに不自然にパンチラが多かったりすること。 実力はあるものの人気の薄い作家に、華のある絵師を付けて売る戦略。魔改造されたあとの作品が長期シリーズとなったり、エース級の売り上げを示したりすることもある。一方で、昔からのファンはちょっと複雑な気分になったりする。 周防ツカサ インサイドワールド(1巻) ユメ視る猫とカノジョの行方(1巻) ラキア(2巻) BETTER×SWEET BLOOD(2巻) BITTER×SWEET BLOOD (電撃文庫) 作者: 周防ツカサ,Chiyoko出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/05メディア: 文庫 クリック: 38回この商品を含むブログ (29件) を見る↓ らでぃかる☆ぷりんせす
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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