ランサムウェア「TeslaCrypt」により暗号化されたファイルを復号化できるマスターキーが、同ランサムウェアの関係者によって公開された。同キーを用いた復号ツールも提供が開始されている。 「TeslaCrypt」は、コンピュータ内のファイルを利用者の意図に反し、強制的に暗号化して金銭を要求するランサムウェア。過去のバージョンでは、拡張子を「.vvv」へと変更したことから「vvvランサムウェア」などとも呼ばれ、注目を集めた。 その後、「バージョン3」「同4」とバージョンアップを重ねており、拡張子を「.xxx」「.ttt」「.micro「.mp3」などへ変更する亜種も登場した。 今回、「TeslaCrypt」の関係者がプロジェクトの終了を宣言。Tor経由でしかアクセスできないサイト上へ復号用のマスターキーを公開したもの。「we are sorry!」とのメッセージとともに、復号化ソフトの登場を
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