フェイスブックやアップルが金融サービスの提供に乗り出し、様々な困難に直面する中で、グーグルがこの分野への参入を開始した。グーグルが来年から消費者向けの当座預金口座サービスを立ち上げると、11月13日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。 このプロジェクトはグーグル社内で「キャッシュ」と呼ばれており、シティグループと、グーグル社員の多くが口座を持つスタンフォード大学のクレジットユニオン(信用組合)が運営を手がけるという。 グーグルの金融サービスはいくつかの点で競合とは異なっている。同社は自社ブランドでサービス運営を行わず、外部の金融機関のブランド名を借りることになるという。同社が顧客から手数料を徴収するかどうかは現時点では不明だ。 WSJによると、グーグルは当座預金サービスの開設にあたり、2020年に利用者数1億人達成が見込まれるグーグルペイ(Google Pay)のプラット