iOS(Safari)は、Androidに比べるとHTML標準仕様への対応が遅れがちです。 PWA仕様への対応も例に漏れず、最新のiOS15.2においても不完全な状態です。 それでもiOS13辺りからはそれなりに使える状態になってきたので、個人的に開発しているWebアプリではiOS13.4以降をPWAに対応させました。 今回はその経験から、iOSのPWA対応時に気をつけるべき事やちょっとしたテクニックを紹介します。 PWA対応の目的 なぜWebアプリをPWA対応させるのか? 自分としては以下2点がPWA対応の主なモチベーションだと考えています。 ネイティブアプリのようにスマートフォンのホーム画面に導線を置ける アドレスバーなど不要なUI無しのフルスクリーンでWebアプリを起動できる 実はこの2点に関しては、Webアプリモードという機能を使うことでiOS4の頃には既に実現可能でした。 ただW