神奈川県の横須賀市長選が30日投開票され、無所属現職の吉田雄人(ゆうと)氏(37)が、自民・公明推薦の元副市長広川聡美氏(61)と、共産党支持の元市民団体代表岸牧子氏(56)を破り、再選した。 参院選を控え、安倍内閣が圧倒的に高支持率を誇っているが、全国的な人気を誇る自民党青年局長小泉進次郎氏のお膝元では、自民党が敗北したことになる。進次郎氏は広川氏の選対本部長も務めていた。24日の日刊スポーツは、進次郎氏が語った言葉として「横須賀の荒れた政治闘争。大将が戦果を上げるには、汚れ役が必要だ。私が汚れ役まで担う」と報じていた。