「iPadからの購入が売上の8割を占めている」――5月中旬にiPad対応を果たした雑誌配信プラットフォーム「MAGASTORE(マガストア)」に“異変”が起きた。6月3日にEagleが主催したセミナー「モバイル氷河期のサバイブ計画 第2回:スマートフォンアプリビジネスの攻略法」で、電子書籍事業に関わる電通 雑誌局の文分邦彦氏が、同社の取り組みから見えてきた電子書籍の課題と解決法を話した。 書店型かタイトル型か――電通が考える「電子書籍のジレンマ」 出版業界が販売部数の低下や広告収入の減少に苦しむ中、KindleやiPadといったデバイスの登場によって電子書籍に対する注目が高まっている。電通はヤッパと提携して2009年9月にMAGASTOREをオープンし、iPhone向けアプリの提供を開始。講談社や小学館といった大手出版社が雑誌コンテンツの配信に乗り出した。さらに、雑誌の単独アプリを配信する
日本電子出版協会(JEPA)は4月7日、電子書籍フォーマット「EPUB」の概要ならびにEPUBの日本語要求仕様案について説明する電子出版業界関係者向けのセミナーを開催した。 EPUBは米国の電子書籍標準化団体であるIDPF(International Digital Publishing Forum)が策定した電子書籍向け文書フォーマット。XMLやXHTMLといったオープンな標準規格がベースとなっていることから、Google Booksでの採用をはじめ、iPadや多数の電子ブックリーダーが対応しており、米国を中心に普及が進みつつある(Amazon.comのKindleはEPUBに対応せず、独自フォーマットのAZWを推進)。 ただし、EPUBコンテンツの記述方法に関する仕様のOPS(Open Publication Structure)2.0v1.0には、縦書きや禁則処理、ルビといった日本語
『フリーペーパーの衝撃』 ちと古いけど、『フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)』という本に国内初の日刊フリーペーパーの顛末が載っている。以下抜粋。 1)TOKYO HEADLINE(創刊2002/首都圏):週刊。産経新聞の配信ニュース。 記事: 共同:加盟社(有料紙)からお金を貰う社団法人として提供できない。 時事:契約の段になって断られる。 ロイターとブルームバーグのみでスタート。 生産・配布: 大手製紙会社:(用紙を)「売れない」 配布ラック:営団・JRが、構内売店の新聞雑誌売上など理由に、設置を断わる。 印刷会社:創刊数日前に「できなくなった」(スポーツ新聞系の印刷会社)。 広告: 大手広告代理店に軒並み取り次ぎを断られる(実績がないとちょっと)。 闇: 大手紙幹部を名乗る電話がかかり「日本で日刊無料紙発行などもってのほかだ」 匿名電話「電車のホームでは気をつけろ」「女房子
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く