8月30日、NBLとbjリーグによる初の合同イベントが開催された。「プロリーグ組織委員会」が設立され、話し合いも進められているが、10月末に設定されたFIBAへの回答期限は、刻一刻と迫っている。 国際バスケットボール連盟(FIBA)から日本バスケットボール協会(JBA)に言い渡された国内改革の期限、10月31日が1カ月後に迫っている。 これまでの報道では、FIBAからの要求のうち、NBLとbjリーグという国内の2つのリーグ統一という点に焦点が当てられることが多かったが、NBLとbjリーグの統一問題は、重要項目ではあるとはいえ要求の一部に過ぎない。 9月にスペインで開催されたFIBAバスケットボール・ワールドカップ中にFIBAが発表したステートメント(http://cager.co.jp/special/26896/)には、その要求が3項目に渡って記載されていた。その3項目を簡単に要約すると