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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (6)

  • この本がスゴい!2011

    今年もお世話になりました、すべて「あなた」のおかげ。 このブログのタイトルは、「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」。そして、このブログの目的は、「あなた」を探すこと。ともすると似たばかり淫するわたしに、「それがスゴいならコレは?」とオススメしたり、twitterやfacebookやtumblrで呟いたり、「これを読まずして語るな!」と叩いたり―――そんな「あなた」を探すのが、このブログの究極の目的だ。 昨年までの探索結果は、以下の通り。 このがスゴい!2010 このがスゴい!2009 このがスゴい!2008 このがスゴい!2007 このがスゴい!2006 このがスゴい!2005 このがスゴい!2004 昨年から始めたオフ会で、たくさんの気づきとオススメと出会いを、「あなた」からもらっている。目の前でチカラ強くプッシュしてもらったり、物語談義を丁々と続けたり

    この本がスゴい!2011
    daddyscar
    daddyscar 2011/12/01
    スゴ本の人が面白いのは、第一級の読み手なのに「え?これ読んでないの?」というのが時々あること。でも、その落差もこのサイトの面白さなんかも。
  • 作家を、プロデュース「小説作法ABC」

    小説を書く基技術がひととおり。 新米作家の教則として読んでもいいし、深い読書への手引書として扱ってもいい。「小説は、Why? とBecauseで推進される」とか、「読書の快楽は予定調和とドンデン返し」といった基礎だけでなく、「同じ村上でも、春樹は回想、龍は実況」や、「谷崎は変態、三島は売れない俳優」といった、著者の文学観をも垣間見ることができる。 なかなか実践的なのは、各章のおしまいに「練習問題」がついているところ。たとえば、既読の小説のあらすじを100字にまとめろという。要約することで、いわゆる「読ませどころ」へ向かわせる物語の軌跡が見えてくるんだと。さらに、要約した小説の帯コピーを50字でまとめろという。キャッチコピーを考えることで、その小説の「最大の売りどころ」を見抜けという。要は「目玉」やね。おもしろそうだとそのとき感じた作品を漫然と読んできたわたしにとって、いい刺激になる。

    作家を、プロデュース「小説作法ABC」
  • 平凡なわたしが非凡な文章を書くために「不良のための文章術」

    小飼弾氏の文が非凡なのは、弾氏が非凡だから。では、平凡なわたしは凡庸な文しか書けないのか? それは違う、やり方しだい。 その「やり方」を教えてくれるのが書。 おっと、いそいで注釈を入れなければならないのは、この「非凡な文」について。「非凡な文」とは、読み手の心を動かすもので、納得・共感だけでなく、反発・批判も含まれる。感情のベクトルは関係なく、スカラーが大なるものこそ「非凡な文」なの。 そして書、「不良のための」とは、要するにカネになる文章だということ。出版社が原稿料を払う気になる文章であり、読者がカネ出して買う気になる雑誌やに載っている文章のこと。弾氏の文章もこれにあたる。 座右にしたい書の目玉は、「凡庸な文が非凡な文に仕立て上げられていくプロセス」がこと細かに解説されているところ。最初は、箸にも棒にもかからない「書評」や「グルメガイド」の例文が出てくる。そいつを徹底的に調理しつ

    平凡なわたしが非凡な文章を書くために「不良のための文章術」
    daddyscar
    daddyscar 2008/12/10
    「(『窓際のトットちゃん』について)連邦のモビルスーツのように売れた。」www
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 劇薬小説No.1「獣儀式」よい子は読んじゃダメ、ゼッタイ

    このエントリはグロいので、苦手な人は避けるが吉。「これはひどい」がピッタリの逸品を、ご紹介。 「鬼たちが冥土から溢れてこの世界に出現して以来、はや一ヶ月になる」から始まる、読む地獄。人間なんて、糞袋。まさに劇物。まさに毒書。バカバカしさを暴力エロスでねじ伏せる、奇書というより狂書。 こんなにエロくてグロくて血みどろで、腐肉とウジ虫たっぷりの、酸っぱい胃液と激しい勃起に悩まされたやつは、初めて。オススメいただいたantipopさん、nananasuさん、ありがとうございます。 いろいろ読んできたつもりだけれど、これほど鬼畜劣情な小説は、ない。スプラッター小説なら、クライヴ・バーカー「血の」シリーズや、綾辻行人「殺人鬼」でおなかいっぱいだよー、と思っていたが、書はゆうゆうとK点を超えて臓腑に刺さる。 じゃぁどんな話なのかというと―― かいつまむより次を読んでくれ。あ、苦手な人は読まないほう

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 女の言う「あなたは何も分かっていない」の正体

    彼女もちの諸君!春だ!別れの季節だ。 女ってぇ奴ぁ年がら年中情緒不安定だといわれるが、長年付き合った彼女が別れ話を切り出してくるのは春と相場が決まっている。振り返ってみ給え、彼女が別れるとか言い出すのは、たいていゴールデンウィーク前だったろ。 これには理由がある。春は学校職場が変わる、生活環境が変わる、心機一転、ついでにオトコも変えておこうという発想だ。五月病の厄落としともいう。例えば、学生時代の彼女が、新社会人になって職場の「オトナのオトコ」を発見して、学生気分の抜けない彼に愛想をつかすなんて話、聞かないか? で、(途中をはしょって)修羅場。ここでは、ヒートアップしたとき女が言ってくる最終通告「あなたは何も分かっていない」という問いかけについて、その戦略と対策について書く。 「あなたは何も分かっていない」の当の意味 これを字義どおりに受け取ってはいけない。これは彼女の戦略なのだ。意識/

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 女の言う「あなたは何も分かっていない」の正体
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「殺戮の野獣館」は読むハードコアスプラッタ

    そういうの苦手な人は読まないように。おゲレツ満載の小説だし、この記事もお下品なので。 いんやぁ楽しませていただきました。はてなでご紹介いただいたdaddyscarさんに大感謝。この上もなく低俗で下品で「オエっとなる感じ」がこれでもかとばかり続くが、けしてお腹一杯にならないという不思議。性技だって48パターン全部試そうとしたら飽きがこないのと一緒。 まずハードコア。強姦、獣姦、近親相姦。死姦、幼姦、阿鼻叫喚。嫐(女男女)も嬲(男女男)もある。まんぐり、八艘渡、緊縄、ロリペドなんでもござれ。ハードSM、糞や飲尿まであれば百花繚乱だが、さすがにそこまではいかんかった。 スプラッタも負けてない。一撃で顔の半分がエグりとられたり、い散らかされ脊髄と下半身しか残っていなかったり、血まみれの親の前で娘(10歳ぐらい?)を○○したり、交合中に首チョンパだったり。ナイフ、銃、斧、チョーキング…と殺人手段

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