2014年7月12日(土)より公開される、『リアリティのダンス』のプロモーションの為、来日したアレハンドロ・ホドロフスキー監督が4月26日(土)、東京・世田谷区の龍雲寺で、1,000人近い応募の中からで選ばれた100人と坐禅会を行った。 はじめに龍雲寺の住職、細川晋輔氏によって「坐禅とは、何かを得る為のものではなく、何かを捨てる為のもの。人生を文章に例えたならば句読点のようなもの」という坐禅の説明があり、その後ホドロフスキー監督による説法に続き、15分間の坐禅が行われた。 webDICEでは、メキシコで高田慧穣という日本人禅僧に5年間師事したホドロフスキー監督による説法の全文を掲載する。 東京・世田谷区、龍雲寺 皆さんこんにちは。 今、私はこの本堂で皆さんにこれからするお話が、どのようなものになるのかわかりません。なぜなら私は師ではないからです。唯一、私を師だと言えるのは、私自身だけである