京王線の笹塚駅の「塚」という字には、一般的に見られる塚の字とは異なり、中に点があります。なぜこの形の字が用いられているのでしょうか。 デジタル表示でも律儀に「点」が 京王線の笹塚駅の「塚」という漢字をよく見ると、9~10画目の線に交差するように、点があるのに気付きます。 拡大画像 笹塚駅の駅名標。「塚」の字に点がある(乗りものニュース編集部撮影)。 漢字字典では、「点ありの塚」は、「点なしの塚」の「旧字体」とされています。なお、1981(昭和56)年に制定された常用漢字表では、点なしに字体整理され、点ありはカッコ書きで注記されるのみとなっています。 しかし点なしが正式とされた今でも、京王電鉄では駅名標や案内板だけでなく、車内の案内装置や行先表示、駅の到着案内といったLEDの表示器にも、きちんと点を付けていて、こだわりを感じます。 京王電鉄に確認したところ、「社内で統一基準があるわけではない
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