在来線車両の寿命はおおむね30年から40年ですが、車体がステンレス製で錆びにくい、などの理由でそれ以上に使われる車両も存在します。なかには半世紀以上のものも。全国のJR、私鉄から5車種を紹介します。 使用環境によるものの、実はとても長持ちする鉄道車両 鉄道車両の寿命は会社の方針や使用環境によって長短はありますが、新幹線で13年から20年、在来線で30年から40年が経過すると、新しい車両に取り換える検討がなされます。 車両を取り換える理由としては、「会社の方針の変更で車両の用途がなくなるケース」「機器が老朽化したが、交換部品も製造中止となっているケース」「スピードアップや施設の改良などで、車両の仕様がダイヤに合わなくなるケース」などが考えられます。逆に、こうした「廃車になる理由」がなければ、鉄道車両はいつまでも修理して使えるともいえるでしょう。 拡大画像 京阪電鉄2600系には2000系由来
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