<自分の権力に固執して自分たちの得になる意思決定ばかりするヒエラルキー最上位層による「ジジイの壁」が、現場で働く人の意欲を奪っている> 「仕事に熱意をもっている社員はたった5%で、世界145カ国中最下位」。何が日本人から働く意欲を奪っているのか? 健康社会学者である河合薫さんがその構造上の問題を解き明かしていくのが『働かないニッポン』(日本経済新聞出版)です。 なぜ日本は「働き損社会」になっているのでしょうか? 「管理職=罰ゲーム」は本当なのか? 働きがいを得られるようにするために、河合さんの考える処方箋とは何なのかをお聞きします。(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です) 日本で「仕事への熱意を示す社員」はわずか5%という衝撃の事実 ──『働かないニッポン』の執筆された動機は何でしたか。 本書を書いたのは、「働き損社会」の構造上の問題を明らかにしながら、
![なぜ「管理職は罰ゲーム」と言われるようになったのか...「働き損」の職場は、どうすれば変えられる?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/af038a3e6f8137c75b5ed50e1af79a4159c49341/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2024%2F06%2Fnewsweekjp_20240604085654-thumb-autox675-1208294.jpg)