パラレル・クエリの検証条件 第2回「パーティション・プルーニングの有効性を検証する」のときと同様に検証用のSQLとして、筆者の勤務するアシストが提供する「Rapid Warehouse Pack」のERモデルと、Webレポーティング・ツール「WebFOCUS」のテンプレートから、単純なSQLを抽出しています。詳細は第2回の「図4 検証で使用する表構成(Rapid Warehouse Pack ERモデル)」「表2 売上実績表の組み合わせとパーティション数」を参照してください。 パラレル・クエリの検証で使用する売上実績表は更新日列をレンジ・キーとして月単位でパーティション化、さらに商品番号列をハッシュ・キーとして8つのサブパーティションに分割したコンポジット・レンジ−ハッシュ・パーティションです。リスト1のように、上記の売上実績表に対して、ある年の全商品の売上実績を集計するSQLを、並列度: