中国や韓国などの4ペア8選手が1次リーグで「無気力試合」を行ったとして失格処分となった問題は、日本にも「飛び火」した。 藤井、垣岩組が1次リーグ最終戦で敗れB組2位で決勝トーナメントに進んだことに対し、同組3位で敗退したインドペアのコーチが「2位になって中国との対戦を避けるため、日本は負けを望んだ」とコメント。この発言について外国メディアから質問を受けた藤井が「あり得ない。ショック」と気色ばむ場面があった。 日本の舛田圭太コーチは「うちは純粋に戦って敗れた。世界バドミントン連盟も『日本は違う』とはっきり結論を出しているのを確認している」と強調した。準々決勝の直前に失格者が出たことを知ったという藤井は「スポーツでこういうことが起きて悲しい」と表情を曇らせていた。(時事)